「置賜地方」カテゴリーアーカイブ

馳上遺跡第8次(10月24日~10月28日)

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4区東側の掘立柱建物跡を完掘しました。底は10cm大の石を多く含む層になっており、地盤の固い砂利層まで柱を打ち込んだ後、粘土で固めたことが推察できます。

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4区中央付近の土坑から完形に近い坏が出土しました。

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4区北側から中世の掘立柱建物跡が見つかっています。2間×6間の建物跡で、南北に庇(ひさし)と考えられる柱列が見られます。ほぼ全ての柱穴の中には扁平な石が置かれており、礎石の役割を担っていたものと考えられます。


八幡西遺跡(10月17日~10月21日)

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長方形平面の竪穴建物を掘り下げていたところ、埋土から炭化材が出土しました。炭化材は複数あり、上部構造をうかがわせる出土状況です。

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長楕円形の土坑を半截したところ、弓なりに曲がった長い板が設置されていました。何らかの構造物でしょうか。今後の展開が楽しみです。


馳上遺跡第8次(10月17日~10月21日)

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4区の竪穴住居の調査を進めています。住居の東側(写真左側)が削られており、床面に近い状態で見つかりました。

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3区南壁から北に延びる溝跡を掘り下げています。V字状の断面を持ち、細かい土器片が多く出土しています。

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4区の直径50cm程の土坑から土師器の壺が残りの良い状態で出土しました。接合が楽しみです。


八幡西遺跡(10月11日~10月14日)

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後半調査の遺構の掘り下げが始まりました。写真は石組の水場遺構(近代)に複数の導水路(近世~近代)が集中しているエリアです。

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こちらは楕円形の土坑の土層断面です。八幡西遺跡では古代の遺構には決まって黒色が強い土が堆積しています。埋土を指標に、遺構の時期のまとまりを区別しながら掘り下げを進めています。


馳上遺跡第8次(10月11日~10月14日)

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3・4区西側の調査がだいぶ進みました。柱穴、土坑など多数の遺構が密集しています。

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4区西壁際の竪穴住居から土器が大量に出土しました。当時の床面から出土しており、住居の時期を見極めるうえで重要な資料です。

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調査区東側の調査も随時行っています。4区東側から大型の掘立柱建物跡が見つかり、掘り下げを行いました。


馳上遺跡第8次(10月3日~10月7日)

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3区西側の竪穴住居から奈良・平安時代の遺物が多数出土しています。これらの遺物から、この住居跡も同時代のものと考えられます。

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住居内の柱穴の記録を行っています。柱穴の底から炭化した木片が出土しており、柱の名残と思われます。

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完掘状態です。手前にはカマドがあり、西側は調査区外に伸びています。

 

 


馳上遺跡第8次(9月26日~9月30日)

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3区で検出された井戸跡の完掘を行いました。深さが1.5mを超える井戸跡で、底の砂利層から水が湧き出しています。

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4区の掘立柱建物跡の調査を進めています。柱穴が重なり合っているところもあることから、複数の時期の建物があることがわかります。

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掘り方が終わったところから記録作業を行っていきます。