「馳上遺跡第8次」カテゴリーアーカイブ

馳上遺跡第8次(8月22日~8月26日)

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2区の南端で検出された竪穴住居から柱の部材が原型を留めた状態でみつかりました。
水が豊富な土地のため、木製品の残りが非常に良い遺跡です。

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3区の中央から竪穴住居が検出されました。
3、4区からは竪穴住居跡が3棟、掘立柱建物跡が5棟、井戸跡3基が見つかっています。
今後の調査が楽しみです。

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台風に追われながら空中写真撮影を行いました。
これで1、2区の調査は終了となります。


馳上遺跡第8次(8月15日~8月19日)

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1区北側の川跡から木製の鍬が出土しました。
一部欠けてはいますが、全体の形がわかる資料です。

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同じ川跡から長頸瓶が出土しました。
近辺で同じ個体と思われる破片も出土しており、接合が楽しみです。

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1区の竪穴住居の柱穴から、柱が原型を留めた状態で出土しました。
床面から1mほどの深さまで打ち込まれていました。


馳上遺跡第8次(8月8日~8月12日)

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2区は地下水の湧出が多く、土が浮いてしまい人が入れる状態ではありませんでした。
そのため、再度重機を入れて表土を削っています。

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重機で削ったあとは人力で土表面を綺麗に削りなおし、遺構があるか確認します。

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1区の川跡から木製品が出土しました。
写真では確認できませんが、内側が削られており、端部が外に開いたU字形の断面をしています。


馳上遺跡第8次(8月1日~8月5日)

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1区北側の川跡を掘り下げています。
川底付近から遺物が多く出土しています。

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川底から円面硯と思われる破片が出土しました。
線刻による模様が刻まれているのが確認できます。

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1区と2区の境にある竪穴住居跡のカマド脇から大量の土器が密集して出土しています。
甕(かめ)や小型壺、坏などが確認できました。


馳上遺跡第8次(7月11日~7月15日)

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川跡から平安時代の坏が見つかりました。
これらの遺物から平安時代の河川跡と思われます。

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週後半の雨で調査区内に大きな水たまりができました。
丁度河川跡の上に水がたまっており、当時の川の様子が偲ばれます。

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雨の合間を縫って、事務所周辺の環境整備も行っています。