今週で約2か月に及んだ調査も終わりを迎えます。調査の最後は、アルミ製の足場を建てて、調査区全体の写真を撮ります。
隣で調査している八幡西遺跡と合同で発掘調査説明会を行いました。
青空の下、40名以上の方に来ていただきました。ご参加いただき、ありがとうございました。
最後になりましたが、この写真は空からドローンによって撮影された八幡一遺跡第2次調査区全体の様子です。写真上が北になります。井戸跡がクレーターのようにはっきり見えています。
今週も引き続き井戸跡を掘る作業です。上から掘り進め、掘り足りなかった側壁と合わせ2人掛かりの作業です。この穴も深くなりそうな予感です。
完掘した井戸跡です。底からは水が湧いているため、実際に使われていたと思われる井戸跡です。深さは3m40cmほどになります。
今週はお盆休みを経て17日から作業を開始しました。
井戸跡のほかには、柱穴跡などの規模の小さな遺構も見つかっており、同時に調査しています。
東側の調査区でも、井戸跡のほかに柱穴跡や土坑(どこう)などが見つかっています。
先々週から掘り続けていた井戸跡がようやく掘り終わりました。
底からは井戸枠(わく)の横木が見つかりました。
井戸跡の直径は約1.8m、深さは2.2mほどあります。
今週から東側の調査区で遺構(いこう)を掘り始めました。
ここでも3基ほど井戸跡が見つかりました。
昔の人々の努力の跡に頭が下がる思いです。
発掘調査は当初、7月末までの予定でしたが、狭い範囲の中で井戸跡が数基見つかっており、期間を延長して調査しています。
先週から掘り下げている井戸跡から井戸枠らしき板材が見つかりました。深さは2m以上になっています。
これは別な井戸跡で完全に水が出る前に掘るのをやめた状態のものです。完全に掘りあげた状態での深さは約180cmほどでした。
青空の下、東側の調査区の全体写真を撮影しました。天気も良く、絶好の撮影日和でした。
西側調査区全体の写真を撮るために、土の表面を削ってきれいに掃除しています。
井戸跡と思われる遺構(いこう)の掘り下げを始めました。
当初の予想とは違い、かなり深くなりそうです。
この写真で掘り下げている遺構は、当初は井戸として掘ったものを途中でやめていることがわかりました。それでも深さは1.5mを超えています。
今週は雨で崩れた調査区壁面部分の補修から始めました。
梅雨の時期は水との戦いになります。
ようやく遺構を掘る作業が始まりました。
写真は、後世の撹乱を除去して、その下に残された遺構を出している様子です。
見つかった遺構は、土坑と思われるものが2基と柱穴1基です。
今週で重機による作業は終了しました。
今回、5基の井戸跡と近代の溝跡と思われる遺構が見つかりました。
土層の堆積状況を確認するために、調査区壁面をきれいに整えています。
重機で掘った部分をジョレンという土を削る道具を使ってきれいにしていきます。この作業をすることで、遺構の輪郭がはっきりしてきます。
今週から八幡一遺跡の調査を開始しました。
今回の調査区は、3年前に調査した場所に隣接した部分となります。
重機で地山が出るまで土を削っていきます。
周辺には水田や畑のための水路があるため、調査区に溝を掘って水はけを良くする工夫をします。
写真中央の黒い丸に見える部分は井戸跡と思われます。
前回の調査でも井戸が確認されており、かなりの深さになると予想されます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research