先週につづき遺構検出を進めています。
土色変化が確認できるところには、白いロープを張って目印にします。
調査区は雨によりすっかり水没してしまいました。この遺跡の調査は、雨との戦いになりそうです。
今週から遺構検出をはじめました。地面を人力で薄く削りながら凹凸をなくして行きます。
作業を進めると、灰黄褐色の地山に黒いシミが円形や帯状に出てきます。これらは建物の柱穴や区画溝と思われます。
一晩降り続いた雨によって水浸しになってしまった調査区をバケツリレーで排水します。
5月21日に作業員さんの雇用開始式を行い、本格的に谷地城跡の発掘調査が始まりました。
調査区の土は、粘土質のため水はけが悪い上に乾燥するとガチガチに固まってしまいます。
調査区全面にブルーシートを張り、ぬかるみを作らないようにするとともに、乾燥を防ぎます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research