
秋の冷たい風が吹いています。調査区北側では遺構精査が行われており、このような溝が見つかりました。

溝跡は帯状に土を残して層の堆積状況を見ます。

調査区南側では引き続き遺物包含層の掘り下げを行っています。遺物量がとにかく多いので見落とさないように注意して掘り進めていきます。

秋の冷たい風が吹いています。調査区北側では遺構精査が行われており、このような溝が見つかりました。

溝跡は帯状に土を残して層の堆積状況を見ます。

調査区南側では引き続き遺物包含層の掘り下げを行っています。遺物量がとにかく多いので見落とさないように注意して掘り進めていきます。

少しずつ空が秋模様になりつつありますが、未だに日差しは強く、この日の気温は30度を超えました。

木曜日は大雨で作業員さんはお休みでしたが、東端の平場に重機を入れて、表土の掘削を行いました。

調査区の南半分を掘り進めています。今週は雨が多かったですが、暑さはやわらぎ発掘作業がしやすい気候になってきました。

インターンシップを開催し、東北芸術工科大学の学生4名に発掘現場の様々なことを体験していただきました。ここでは専用のソフトを使って写真から3Dモデルを作る方法について説明しています。

先週1区の北端で見つかった竪穴建物を丁寧に掘って調査しました。ロープを張った部分を掘らずに残すことで土がどのように堆積(たいせき)しているのかを調べます。

今週は館跡の東端平場の整備からはじまりました。

表土を剥ぎ、トレンチを入れて地層の様子を確認していきます。

釉薬のかかった肥前の陶器が出土しました。17世紀前半のものです。

先週の調査速報で紹介した火山灰の可能性がある白い土の見つかった土坑を掘り下げると、焼土が厚く堆積して骨片も少し出土しました。何の骨か今後の分析結果が楽しみです。

調査区の一部は遺構の検出・精査をすすめています。遺物を含む土層の下をさらに丁寧に削ったところ、カマド付きの竪穴建物が確認されました。

土曜日に遺跡発掘体験の企画を実施しました。古代の土器がたくさん出土する東原遺跡の特色を体感してもらいました。

今週で2区の調査が終了しました。遺構の記録・完掘を終えて、今後重機での埋め戻しが行われます。

1区では調査区の半分に到達しました。遺構が見つかっています。

見つかった土壙を半裁していくと白い土が出てきました。こちらは十和田aの火山灰の可能性があるため、サンプルとして採集しておきます。

今週は東端調査区の整備から始まりました。草を刈り、ネットフェンスを張っています。

調査事務所から距離があるため、テントやパラソルを立てて休憩所にしています。

気温は久しぶりに36度を超えましたが、週末になるにつれ涼しさを感じるようになりました。暑さがひと段落して安心しています。

今週も新しく遺構が検出されはじめています。中世の遺物発見に期待したいところです。

曲輪付近のトレンチの下層から、特徴ある高台の陶磁器が見つかりました。いつの時代のものなのでしょうか。

上段の曲輪から黒い平瓦が出土しました。館のものでしょうか。

引き続き遺物を含む地層を広く掘り下げていきます。お盆前に比べて朝晩はいくらか涼しく感じられる日が増えてきましたが、日中の作業は変わらず暑いので、こまめな休憩が欠かせません。

1区で見つかった竪穴建物を丁寧に掘り下げます。溝(みぞ)状に掘った断面を確認することで、建物跡にどのように土がたまっていったのかを調べます。

お盆休み明けで発掘作業員を6名追加雇用して調査を再開しました。

南側の1区では、炭・焼土を含む落ち込みの底面で土師器の甕(かめ)がつぶれた状態で出土しました。写真右奥は土が焼けて赤くなっています。

北側の2区では、竪穴建物の一部が見つかりました。掘り込み部分が黒い土で埋まっていて、建物の大部分は写真右手の道路側に広がります。