
F区では古墳時代の遺物が出土するところが数カ所見つかっていましたが、最終的には遺構ではないと判断されました。

当初予定した調査の最終日を迎えました。今回の調査で見つかった大きな掘立柱建物跡です

F区では古墳時代の遺物が出土するところが数カ所見つかっていましたが、最終的には遺構ではないと判断されました。

当初予定した調査の最終日を迎えました。今回の調査で見つかった大きな掘立柱建物跡です

今週から南田遺跡の調査が開始されました。これは重機を使用して遺構が見える面まで土を取り除く作業です。

面整理を行っています。土の違いをきちんと見分けるために行う作業です。

B区 土壙の精査をおこなっています。土師器の破片が出土しています。

C区SG160 河川跡にトレンチを入れて掘り下げます。

C区SG160の包含層からは、土師器の坏・甕の破片などが出土しています。

調査状況を撮影するために地面をきれいにしています。

白いラベルが集中している箇所が先週紹介した遺物が集中している地点です。

12日に県議会の文教公安常任委員会の方々の視察がありました。

D区河川跡からおそらく建物の材に使ったと思われる加工痕のある木材が出土しました。

木材に混じって、土師器の坏が出土しました。

木枠井戸を完掘しました。深さは約1メートル50cmです。下からどんどんと水が湧いてきます。

写真撮影に向けて調査区全体の掃除をしています。最近の雨で調査区内に水溜りが出来たり、泥を被っていたりと掃除も一苦労です。

調査終了後の調査区全景です。もうすっかり秋の風景となり、周りのたんぼでは稲刈りが始まったところもあります。9月15日をもって調査が終了となりました

溝の脇を掘ったところ大量の遺物が出土しました。

地面を掘り下げていくと炭が大量に出てくる箇所に当たりました。写真の中央部に板のようなものがあります。その上に焼けた石のかけらが載っていました。

平安時代の調査が終了したE区で古墳時代の遺構の掘り下げを行いました。削平が著しいため竪穴住居跡は見つかりませんでしたが、復元可能な土師器を含む土坑が数基見つかりました。

最後の空撮を行いました。各調査区の平面図用の撮影と、調査区全体の俯瞰撮影を目的としました。

1001号建物の掘り方を断ち割りました。径30cmほどの柱痕跡(アタリ)が明確に認められました。しかし、確認面からの深さは浅く、この地域が建物のあった時代より数十cmも切り取られ、残念ながら多くの遺構はすでに削り取られたことが明らかとなりました。

RQ46出土状況 ST981から出土した石製の紡錘車です。

RP47出土状況 ST981から出土した須恵器の底です。裏に刻印があります。

A区ST981遺構精査 この竪穴住居跡は、残念ながら西半が道路の下に埋まっています。今週は、遺物を残しながら床面まで掘り下げました。石製の紡錘車や、須恵器の坏・甕が出土しています。