今週は3つの土器が完全な形で出土しました。これは、D区から出土したもので、須恵器の壺のフタです。
これもD区から出土した弥生土器の壺です。口の部分が少し欠けていましたが、小型のかわいらしい土器です。
これは、E区から出土した土師器の甕です。古墳時代のものと考えられます。トレンチを50cmほど掘り下げた所から出土しました。
今週は3つの土器が完全な形で出土しました。これは、D区から出土したもので、須恵器の壺のフタです。
これもD区から出土した弥生土器の壺です。口の部分が少し欠けていましたが、小型のかわいらしい土器です。
これは、E区から出土した土師器の甕です。古墳時代のものと考えられます。トレンチを50cmほど掘り下げた所から出土しました。
拡張した調査区の遺構面です。今週は検出した遺構を掘っていきました。
円状の遺構が検出されました。十字の部分は残して掘り、この遺構の性格を調査して
いきます。
2つ目の埋設土器が出土しました。土器を傷つけないように丁寧に検出しています。どのような土器が埋まっているのでしょうか。この後、半分だけ堀り、土器の状態を調査していきます。
6月の第1週目にラジコンヘリで真上から撮影した遺跡の全景写真です。
今週の月曜日に、小国町立北部小学校の6年生の皆さんが職場体験にきてくれました。暑い中でしたが、熱心に発掘作業に取り組んでくれました。
SK140の遺物検出状況です。底面から土器や石器が出土しました。写真左上の土器は、急須などのように筒状の注ぎ口がある注口土器です。
A区の遺構が南側へ広がることから、調査区の拡張を行いました。区画溝がきれいに見つかりました。
新たに調査を開始する区域(B区)の範囲を設定しました。表土の下には硬い粘土層があり、四苦八苦です。
調査区の壁際で溝の断面を確認しました。溝の壁際に溜まった砂と地山がよく似ているため、断面で確認しながら掘り下げていきます。
溝の底から青磁が出土しました(写真右下)。
溝から出土した遺物です。左から珠洲焼の甕、中国産の青磁、珠洲焼の擂鉢です。青磁の内面にはヘラで唐草の模様が彫られています。溝は13世紀ごろに埋まったと考えられます。
石組の井戸を完掘したことろです。2m以上掘り下げました。掘方に係わった方々、暑い中ご苦労様でした。
下層の遺構(溝跡)です。現在の検出面から90cm下から縄文時代の遺構が検出されました。土器も数点出土しています。
珍しい来跡者です。日本カモシカが里から山に戻る途中、調査区周辺に現れたようです。しばらく調査の様子をそっとのぞいていました。
暑い日が続く中、遺構検出作業を進めています。この写真はB区のものです。
調査区の全景写真です。
D区にトレンチを設定し5センチほど掘り下げたところ、たくさんの土師器・須恵器片が出土しました。出土した場所には、箸を立てています。
近世・近代の?石組み井戸跡です。
調査区を西に少し上っていくと稲荷神社があります。幕末にたてられた献燈がひっそりと置かれています。頂上には2棟のお堂があります。
遺跡の完掘状況を写真におさめる際に、調査区全体の土色がきれいに出るよう、面整理を行いました。
調査の結果、遺構・遺物の検出数が希薄であったため、事業関係者を対象にした説明会を実施しました。
ラジコンヘリを使用して、空中から遺跡の全景を撮影してもらいました。
A区の西側がほぼ掘りあがりました。溝に区画された中には、建物や井戸があったようです。
庇付きの大きな掘立柱建物跡です。右側には井戸跡があります。
いよいよ梅雨入りです。これからは、こんな風景が続くのでしょか。