鎌倉上遺跡の第2次発掘調査を開始しました。
写真は、調査前の状況です。遺跡は、米沢平野の田園地帯に位置しています。
昨年度の調査では、古墳時代前期(約1,600年前)の集落跡が見つかっています。
雨天時でも重機による表土除去は続行しました。
表土除去が終了したので、表面を平らに削って遺構確認を行っています。
まだ写真では分かりづらいですが、幅3mほどの堀跡などが確認されました。
調査区内に地区割りのグリッド杭を打っているところです。
遺物が多く入っているところは重機での掘り下げができないため、
人手で掘り下げを行います。遺物が出土している所には、
目印として箸を立てておきます。
まだ表土をはいだ段階ですが、土師器や須恵器がたくさん出土しています。
いよいよ調査開始、まずは重機で表土をはぎとります。
早速、竪穴建物跡らしき遺構が見つかりました。
昨年も見つかっている焼成遺構です。
今年の馳上遺跡の発掘調査は5月14日(金)に開始しました。
写真は器材搬入の様子です。
5月17日(月)から重機での表土はぎ取りが始まりました。
重機で表土をはぎ取った後、便利鍬で地面を削り、土の色の違いを見ます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research