先週に引き続き、SG3河川跡の完掘に向け作業を行いました。
河川跡の底部からは、完形に近い土師器の壺(つぼ)や高坏(たかつき)等が、多く出土しました。
16日に無事、蔵増宮田遺跡の発掘調査を完了しました。
河川跡(SG2)内の、大きな流木の下を掘り下げたところ、2つめの鋤(すき)が見つかりました。;
3つ目の河川跡(SG3)の調査を行っています。
他の河跡と同様に、古墳時代の遺物がたくさん出土しています。
今週は主に、土器集中区の精査を行いました。
4日には、ラジコンヘリを使用した、遺跡の空中撮影を行いました。
26日に、天童市の蔵増小学校の皆さんが遺跡見学に来てくれました。
とても熱心に説明を聞いてくれました。
今週から土器集中区の本格的な作業に取り掛かりました。
遺物を取り上げる前に、全景写真を撮影しました。
これから記録作業を行いながら、順次取り上げていく予定です。
説明会に向けての準備を中心に、作業を行いました。
連日雨が降っていたことから、テントの設営等以外にも、
調査区のぬかるみ除去や、遺構内の排水作業に追われました。
22日(土)秋分の日に、蔵増宮田遺跡の現地調査説明会を無事行うことができました。
心配された天候にも恵まれ、暑い中、多くの方に来ていただきました。
広く深い河跡(SG02)の調査も終盤に差し掛かってきました。
下層から出土した木製品の全景撮影の準備をはじめます。
写真は南側から集中して出土した木材を清掃しているところです。
河跡(SG02)下層の全景です。
大木にせき止められた木製品や流木が、重なりあうように出土していることがわかります。
今週から西側B区の調査に取り掛かりました。
土坑やピット(穴)等が数基見つかっています。
割れた木製の皿が出土しました。
焼け跡があり、表面には刃物の跡が残されています。
先週に引き続き、河跡の精査作業を行っています。
2点目の木製鍬(くわ)が出土しました。
刃部中央に穴が開けられた、特徴的な形状をしています。
お盆休みが明けた現場の遺構は、所々浸水していました。
排水作業をしてから調査に取り掛かります。
今週は、川跡(SG02)から次々と出土する木製品の写真撮影に追われました。
脆くなっている木製品を傷つけない様に注意しながら、撮影前の清掃を行います。
川跡(SG02)から出土した流木の全景写真です。
先週に引き続き、川跡(SG02)の精査を行いました。
遺物も続々と出土しています。
木製の鍬(くわ)の刃にあたる部分が、調査区の壁沿いから見つかりました。
鋤(すき)も川跡上層から出土しました。
鍬(くわ)、鋤(すき)いずれも古墳時代の農耕具だと考えられます。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research