作野遺跡(6月29日~7月3日)

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南区の遺構を調査しました。調査区南端部で半分だけ発見された大型の竪穴住居跡です。平面形は直径約5mの円形で、埋土から土器や石器がまとまって出土します。残り半分は調査区外に広がります。

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断面が下膨れ状の直径1m、深さ1mほどの貯蔵穴で、埋土の地層を調べるために半分掘った状態です。上層から縄文土器がほぼ完全な形で出土しました。

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土器の形などから急須形をした注口土器が横倒しになった状態のようです。小さな円形の突起は底の台と考えられます。