7区の調査を行いました。遺構の掘り下げもだいぶ進みました。
古墳時代の土器が出土しました。写真左は甑(こしき)という調理具(蒸し器)、右は高杯(たかつき)といい、下に台が付いている盛り付け用の土器です。甑は横倒しで、高杯は上下がひっくり返った状態で見つかりました。
こちらは、竪穴住居跡から出土した土器です。横倒しの甕(かめ)が、押しつぶされた状態で見つかりました。
今週も引き続き柱穴の掘り下げを行っています。やってもやっても柱穴が無くならないような気持ちになるくらい、たくさんの柱穴があります。
今週から、調査区南西側の平面図の記録を始めました。数多く検出している遺構を、全て平面図に記録していきます。
金曜日の午後からは雨が降り始めました。こんな悪天候のなかでも、作業員さん達には作業を行っていただきました。本当に作業員さん達の頑張りで発掘調査は成り立っています。