「置賜地方」カテゴリーアーカイブ

馳上遺跡(11月16日~11月20日)

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写真は、7区の全景です。すべての遺構を完掘しました。

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遺構の完掘にともない、11月17日(火)、ラジコンヘリによる空中撮影を行いました。

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11月20日(金)、無事調査が終了しました。ご協力を賜りました皆様、本当にありがとうございました。

<西谷地地区>
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今週でいよいよ発掘調査も終了です。最後に調査区全体の写真を撮影するため、カメラを搭載したラジコンヘリを飛ばします。

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ラジコンヘリに搭載されたカメラの映像をモニターでチェックしています。調査区全体がきれいに納まる位置を確認して撮影を行います。

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調査終了日には今まで使ってきた道具などを整理して大型トラックに積み込みました。最後まで作業員の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。


馳上遺跡(11月9日~11月13日)

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7区河川跡を完掘しました。

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引き続き、県道北側6区の河川跡の完掘に取りかかりました。調査終了を来週に控え、急ピッチの作業です。

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6区河川跡から出土した、内面に黒色処理を施した土器(黒色土器)です。

<西谷地地区>
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今週も調査区南西側の柱穴の掘り下げを行いました。この日は天気が良かったのですが、冷たい風が強く吹き付け、なかなかつらい作業環境でした。

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調査区内と各遺構の深さや標高を測っています。調査区は意外と凸凹しているため、数値もバラバラです。


鎌倉上遺跡(11月9日~11月13日)

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包含層の掘り下げの様子です。土師器の甕(かめ)がまとまった状態で見つかりました。写真や図面などの記録をとるために、遺物の周りの土をていねいに外して形を出していきます。

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調査区東側でも土師器の甕がまとまってみつかりました。写真上が口の部分、下が底の部分になり、横に倒れた状態で出土しました。甕の高さは、30cm程と推定されます。

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高坏(たかつき)といって、食物を盛りつけ使う器になります。逆さまになった状態で見つかりました。台の部分には、飾りとして丸い穴があいています。

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今年度の調査は今週をもって終了となります。今回の調査で、古墳時代前期(約1.700年前)の集落跡を確認することができました。来年度は、集落が広がっている北側(写真左側)の調査を予定しています。このたびの調査に協力してくださった皆様に感謝申し上げます。


鎌倉上遺跡(11月2日~11月6日)

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先週お伝えした遺物包含層は、調査区の中央部まで伸びています。写真は遺物が出土した様子です。

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写真は、土師器の壺になります。壺のくびの部分にキザミ目等のかざりをつけたものになります。

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前の写真の壺が出土した地点からは、管玉が1点見つかっています。円筒状の玉で穴が開いています。これを糸に通して多数連ねて、首飾り等の装身具として使われてました。


馳上遺跡(11月2日~11月6日)

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7区河川跡の掘り下げが、大詰めを迎えています。

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河川跡から1日で出土した土器片です。

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7区南西で見つかった竪穴住居跡です。かまど跡(○囲み)からは、カメがひっくり返った状態で出土しました。

<西谷地地区>
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今週も柱穴の掘り下げを行っています。掘り下げる柱穴はまだまだたくさん残っているため、急ピッチで作業を進めています。

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全ての柱穴をこのように半分だけ掘り下げ、断面を確認します。その後、残りの部分も掘り下げます。

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発掘調査説明会でもご紹介した炭と焼土が大量に見られた遺構(炭窯)です。今まで断面観察用に残していたベルト部分を、全て掘り下げました。


鎌倉上遺跡(10月26日~10月30日)

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今週前半の雨で、調査区のいたるところに大きな水たまりができていました。まずは水汲み作業からスタートです。

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調査区北側の遺物包含層(赤い破線の範囲)になります。範囲の真ん中を通る部分が一番落ち込んだ地形になっており、土師器の甕や器台などがまとまって出土します。

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調査区東側の掘立柱建物跡(SB2)の完掘状況です。手前には、建物の東西軸と平行するように溝跡が位置しているのがわかります。


馳上遺跡(10月26日~10月30日)

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7区河川跡の掘り下げが続いています。

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河川跡から、紡錘車(ぼうすいしゃ こまの回転力を利用して、繊維をねじって撚り合わせ、糸を紡ぐ道具)が見つかりました。中央の穴に棒を通して使用します。

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10月31日(土)、発掘調査説明会を行いました。約50名の方々にご参加いただきました。

<西谷地地区>
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発掘調査説明会の準備をしています。調査区内に板を敷き並べて見学ルートをつくりました。

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平成21年10月31日土曜日に馳上遺跡・西谷地地区の2遺跡の発掘調査説明会を行いました。これは、案内用の看板です。

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発掘調査説明会参加者の皆様が、馳上遺跡から西谷地地区まで移動してきました。遺跡を目の前に概要を説明している様子です。

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参加者の皆様は、実際に調査区のなかに入り、遺構を近くで見ながら調査担当者の詳しい説明を聞いています。


鎌倉上遺跡(10月19日~10月23日)

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今週は、調査区北側にある竪穴住居跡(ST22)の完掘作業を行いました。

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調査区の東端で確認された掘立柱建物跡になります。建物は、調査区の外側に伸びており、全体を把握できませんが、すぐ西隣の掘立柱建物跡と同じ向きで柱が並んでいます。

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今週末には、ラジコンヘリによる空中撮影を行いました


馳上遺跡(10月19日~10月23日)

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6区で見つかっている竪穴住居跡の1つです。右の写真は、カマド跡(〇囲みの箇所)を拡大したものです。カマドを構成する石組も出土しており、当時の使用状況をうかがい知ることができます。

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6区で見つかった竪穴住居跡は、測量により詳細な図面を作成しました。

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7区は、河川跡(水色の範囲)を掘り下げました。大量の土器が出土しています。

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7区河川跡から見つかった土器の1つです。割れた箇所が全くない、完形の状態で出土しました。

<西谷地地区>
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この度、調査区南西側に無数にある柱穴の検出がひと段落ついたので、調査区全体の写真撮影を行いました。

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これが調査区南西側の全体の様子です。外側に溝があり、全体的に柱穴があります。

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この日は雨が降るなか、発掘作業を行いました。雨のなか頑張っているご褒美でしょうか、空にはきれいな虹が架かりました。


馳上遺跡(10月13日~10月16日)

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6区の調査の様子です。遺構の掘り下げが順調に進んでいます。

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6区で見つかった竪穴住居跡の一部です。〇で囲んだ所は、かまど跡のようです。周囲からは、調理に使われたと思われる土器が出土しました。

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7区は、遺構の記録作業がほぼ終了しました。土層の堆積状況を観察するため、わざと掘らずに残しておいた箇所を掘り下げ、遺構の完掘を行いました。

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今週は、たくさん検出している柱穴の状況を記録するために、高い脚立に上り撮影を行いました。

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上の方法で撮影した写真です。これでも調査区のほんの一部ですが、たくさんの柱穴があるのがわかります。

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以前ご紹介した炭と焼土が多く見られる遺構ですが、遺構の状態等を確認するために、様々な部分を掘り下げています。