引き続き河川跡を掘り下げていきました。
木や木の実などがたくさん出土しました。
遺跡の広がりを調べるために、調査区より西側に6か所のトレンチを設けて、
掘り下げを行いました。
調査区の南側を拡張したおかげで、これまで一部分しか確認できなかった住居跡(ST10)は、
全体の規模がわかるようになりました。
拡張区南西側では、須恵器の破片がまとまって出土しました。
大きな甕の肩部にあたります。
順次、河川跡の掘り下げを進めていきます。
水、泥、砂、残存した流木との闘いですが、
ときおり顔を出す土器の破片や石器が、
苦労を和ませてくれます。