今回の調査区の基準点測量を行いました。
測量は、業務委託した専門の業者によって行われ、
今回打設した杭は、調査区の場所を示すグリッド(杭)の基準となる重要な杭となります。
前回お伝えした黒色土の範囲を掘り下げたところ、調査担当者が思っていたよりも、随分と浅いことがわかりました。
ただ、黒色土の下層から溝状の遺構や柱穴が多く検出されました。
写真は、土層の断面の写真を撮っているところです。
この写真からも、黒色土の堆積は浅いことがわかります。
また、今週は、今回の調査区で検出された遺構に番号を付け、遺構台帳に登録を行いました。
今回の調査区からは、7月27日現在で、竪穴住居跡や溝跡、柱穴跡など、約650の遺構が検出されています。