12月15日(日)、村山市の甑葉プラザにて発掘調査速報会が開催されました。
大雪の中、約130名の方々が来場してくださいました。
今年度調査した遺跡のうち、八反遺跡・松橋遺跡・山形城三の丸跡13次の
3件について報告が行われました。
展示スペースでは、全遺跡の出土遺物が展示されました。
皆さんギリギリまで顔を近づけて、熱心に見入っていました。
出土したばかりの遺物たちです。
これからの整理作業の中で、どんな歴史を物語るのでしょうか?
またセンター設立20周年を記念した講演会も同日行われました。
山形大学名誉教授の阿子島功先生より
「防災と災害考古学」というテーマでお話しいただきました。
遺跡から発見された昔の災害の痕跡から、
未来におきる災害の可能性を知るという貴重なお話に、
参加者は真剣に耳を傾けていたようでした。