羽黒神社西遺跡(6月16日~20日)


2区の地表面を薄く削って、竪穴住居などの遺構があるかを調べました。
2区は、遺構があまりなかったようです。


3区の南斜面では、土器片や石器などがたくさん出土しています。
今後、調査が進めば、よりたくさんの遺物が出土することが予想されます。


2区の面整理の際に出土した、ミニチュア土器です。
底に4つの足が付いており、まるで「バスタブ」のような形をした小さな土器です。
何に使われたのでしょうか?


今回の調査ではじめて発見された矢じりです。
矢じりは、縄文時代に一般的な石器ですが、羽黒神社西遺跡では数が少なく、
いまのところ「失敗品」を含めて3つ程度しかありません。