野田遺跡・下中瀬遺跡(7月10日~7月14日)


野田遺跡では、調査区西側の微高地部分の面整理を行い、遺構の外縁に白線を引いています。建物の柱穴や溝跡、井戸跡、ゴミ捨て穴と考えられる土坑(どこう)などが集中して発見されています。


調査区東側の低地部との境には、直径1m前後の土坑群が認められる場所があります。土坑からは、廃棄された土器片が多く出土しています。


下中瀬遺跡の調査区中央部では、炭化物を多く含む土坑などが確認されています。土層を観察する部分を残しながら調査しています。