谷地城跡(6月17日~21日)

先週までの工程で調査区の全体像を把握し、今週から本格的な掘り下げが始まりました。屋敷跡の柱穴と考えられる丸い穴の跡がたくさんあります。

いくつかの柱穴の中には、底面に木材を敷いているものがありました。これは柱が建物の重さで沈み込んでしまうのを防ぐための工夫と思われます。

この掘り込みからは、ゲタや漆器のお椀のほか、クシなどの木製品が出土しています。粘土質の土がパックしているため、腐らずに残ったのでしょう。