鶴ヶ岡城跡第4次(9月26日~10月1日)


土橋北半の下層で確認された”しがらみ”の平面的な広がりを記録した後で、南北方向に断ち割って掘り下げを行いました。


しがらみより下は、大部分が写真右側から続く堀の堆積層と判明しました。土橋は、元々堀として広く掘削されていたところに、江戸時代のある時期に構築したものと考えられます。


土橋北端の土層断面です。上層は土留め板の脇に充填した土橋の盛土で、下層は土橋構築前に堆積した堀の砂層と考えられます。