「2022(R4)年度」カテゴリーアーカイブ

原の内A遺跡第4次(11月28日~30日)


遺構の掘り下げと遺物の取り上げが終了したところで、ドローンによる写真撮影を行いました。11月末ですが、天気に恵まれました。

最終日には、事務所に取り付けていた看板や安全旗、廂なども取り外し、室内も清掃して返却です。


最後に、発掘機材や遺物などを、センター行きのトラックに積み込んで終了です。2ケ月間ご苦労様でした。


原の内A遺跡第4次(11月21日~26日)


今週の初日は、朝に霧が発生。周囲の視界が悪い中で作業をしています。


竪穴状の遺構から次々と遺物が出土してきます。調査員の指示にも熱が入ります。


第3次調査でも出土した「縄文の女神」と同じタイプの土偶が出土しました。これは、腰から足の部分です。


原の内A遺跡第4次(11月7日~12日)


竪穴状の遺構からは、約4500~5000年前の縄文時代中期の土器や石器が、たくさん出土しています。


調査も中盤になり、遺構の掘り下げも進んでいます。週末には説明会があるので、特に力が入っているようです。


12日の土曜日には、調査説明会を開催しました。地元の人をはじめ、県内から60人以上の参加がありました。


山形城三の丸跡第23次(11月4日~12日)


季節がら、3時過ぎると日の光がきつくて土の色が見えにくくなってきました。


7区北側の竪穴住居の床面を出しました。カマドはあまり残存状況が良くなく、痕跡をとどめる程度でした。


11月12日に、調査区が狭く駐車場も無いので、事前申し込みで調査説明会を開催しました。ご近所の方々をはじめとして、25名ご参加いただきました。ありがとうございます。


原の内A遺跡第4次(10月31日~11月4日)


調査も中盤にはいり、遺構の掘り下げも進んでいます。竪穴状遺構からは遺物が出土しています。


調査区の層序も記録します。深い場所は地表から1.5m以上を測るので、計測も大変です。


押しつぶされたように出土した土器です。そのまま取り上げられるよう注意深く掘っています。はたして、うまくいったでしょうか?。


山形城三の丸跡第23次(10月24日~28日)


調査も終盤です。8区北側の調査も順調に進行しております。近世の大きな遺構がありましたが、掘り下げるとそれほど深くない土坑でした。


地元の山形第一小学校の6年生約30人が見学に来てくれました。歴史の勉強の一助となり、歴史に興味を持ってくれると嬉しいですね。


7区南側の調査も順調に進み、全景写真を撮影しました。


鶴ヶ岡城跡第4次(10月24日~31日)


馬出に伴う堀跡や土橋よりも北側は城外となりますが、馬出範囲と同じく中世に位置づけられる柱穴・土坑や溝状遺構が確認され、精査・記録作業を行いました。


土橋・堀の調査では、基底近くまで掘り下げても人力で引き抜けないほど深く打ち込まれた杭を、チェーンブロックで可能な限り取り上げました。


土橋・堀南半の完掘状況です。古い段階の土橋に伴う杭(10月3日~7日のHP調査速報を参照)が南北方向に並んでいます。これらの杭も極力回収し、調査を終了しました。ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。


原の内A遺跡第4次(10月24日~28日)


遺構の検出が終わったので、ドローンによる写真撮影を行いました。正面に見える山は鳥海山です。


遺構の検出が終了しました。次は見つかった遺構を図面に書いていきます。遺構の位置を計測する2人と図面を書く1人の3人1組で進めていきます。


遺構の掘り下げに入りました。ここでは、昔の人の住居とみられる場所です。土器が出土するので丁寧に掘っていきます。