鶴ヶ岡城跡第4次(10月17日~21日)


HPの9月5日~9日調査速報で紹介した、馬出部分の近代溝と近世整地層・旧表土層を掘り下げた状況です。鶴ヶ岡城が営まれる以前の遺構が写真左側で確認されました。


今週は土橋南半の調査と並行して、馬出部分の遺構精査も進めました。柱穴、土坑、溝状遺構などが見つかっています。


重複する土坑の土層断面です。この切り合い関係に代表されるように、真っ黒な土が堆積した遺構よりも、淡いグレーの土が堆積した遺構の方が相対的に古いようです。