見つかった遺構を掘り下げる精査作業を行っています。土層を見るため、遺構を断ち割ったり、ベルトを残して掘っていきます。
遺構を掘り下げながら、写真や図面などの記録作業をしていきます。
県内でも数少ない、約8,000年前の縄文時代早期の土器には貝殻文様がみられます。
見つかった遺構を掘り下げる精査作業を行っています。土層を見るため、遺構を断ち割ったり、ベルトを残して掘っていきます。
遺構を掘り下げながら、写真や図面などの記録作業をしていきます。
県内でも数少ない、約8,000年前の縄文時代早期の土器には貝殻文様がみられます。
3面目で確認された遺構の掘り下げを進めました。二の丸に米蔵が建てられる前の時期と思われます。
3区の遺構を掘り下げた状況です。溝状の遺構や土坑、柱穴が確認されました。
江戸時代の青磁の皿が出土しました。九州で作られたものと思われます。
令和5年度3ヶ所目の市町村巡回展は、ぶどうとワインで有名な南陽市です。
南陽市立結城豊太郎記念館、2階企画展示室にて、
企画展『発掘された南陽市の遺跡』を開催します。
これまで数多くの発掘調査が行われた南陽市ですが、その中からえりすぐりの5遺跡の遺物を一挙公開します。
ぜひこの機会に南陽市の歴史に触れてください。
1階ロビーにて南陽市教育委員会による
「わがまちの歴史と文化財展」も開催します。
[展示期間]
令和5年11月14日(火)~令和6年1月14日(日)
※毎週月曜日、年末年始休館
9:00~16:30
[展示場所]
南陽市立結城豊太郎記念館 2階企画展示室
山形県南陽市赤湯362【記念館HP】
[入館料]
無料
[ギャラリートーク]
埋蔵文化財センターの職員が展示品の解説を行います。
令和5年12月16日(土)10:00~11:30 ※事前申込制
電話か来館で結城豊太郎記念館までお申し込みください。
締切は12月2日(土)16時です。
南陽市立結城豊太郎記念館 TEL:0238(43)6802
昔の生活の痕跡をさがす、面整理作業を行いました。痕跡に白線を引いていきます。
面整理作業が終了。調査区の東側から撮影した遺構の検出状況です。遺構の他、風倒木痕も数か所確認されました。
遺構を掘り下げる精査作業の開始です。土の色や質に注意しながらていねいに掘ります。
11月3日(金)に新庄城二の丸跡の第2回発掘調査説明会を行います。
新庄市公立保育所整備に伴う発掘調査で、調査区は新庄藩の米蔵があった場所にあたります。前回の説明会から、さらに調査面を下げたところ、大量の瓦で整地を行ったことが確認できました。
日時:令和5年11月3日(金:祝日)午後1時30分~(雨天決行)
調査遺跡:新庄城二の丸跡発掘調査現場
場所:新庄市堀端町4【地図】
※以前市民文化会館の駐車場のご利用の案内を出していましたが、保健センターの駐車場に変更となりました。当日は新庄ふるさと歴史センターおよび保健センターの駐車場をご利用ください。
弘前大学の上條信彦先生に来跡いただき、戊辰戦争の火災痕や炭化米が残る壁面の土層剥ぎ取りをお願いしました。
土層の剥ぎ取りは4ケ所行いました。余分な土を流水で落としているところです。
きれいに土層の剥ぎ取りを行う事ができました。分析を行った後に、新庄市へ寄贈される予定です。
重機での表土除去を行いました。土は耕作土と床土を区別して掘削していきます。
これから、たくさん使用する土嚢を手分けして作っています。
表土除去が終了。次週からは、昔の生活の痕跡を探す面削り作業をする予定です。
調査の前に、開始式を行いました。これから、約1ヶ月半の調査が始まります。
オリエンテーションでは、調査の工程や安全管理など大切な事項をお話しします。
調査区を手掘りして、昔の生活の痕が見つけられる深さを確認します。
2面目の残っていた場所を重機で掘削しました。
3面目の遺構検出を行いました。
南側の3区3面目の状態です。幅広の溝状の遺構が南北に延びているのが確認されました。
全景の写真撮影や残った遺構の発掘も終了し、トラックに遺物を入れた箱から積み込んでいきます。
遺物や道具を積み、トラックを見送って24次の発掘調査は終了しました。約4か月の間、ありがとうございました。