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中山城跡第2次(8月21日〜8月25日)


引き続き縄文調査区を掘り進めています。今週から新しい区域を調査します。写真は、遺構を検出したところです。


縄文調査区で検出した細長い遺構を掘っているところですが、あまりの深さで、はいつくばって掘らないと手が届きません。


とても小さなピットから、縄文土器や多くの炭化したクリの種子が出土しました。何に使った穴でしょうか?


中山城跡第2次(8月7日〜8月11日)


今週は猛暑の中での発掘となりました。日陰が全くないので、テントを建てて休憩所を作りました。みなさんすごい汗です。


炉跡の断面を検出している様子です。赤い部分が焼けた土で、境目がはっきり分かります。


炉のすぐ近くから二つ重なった状態で、完形の須恵器が出土しました。炉と何か関係があるのでしょうか?


中山城跡第2次(7月31日〜8月4日)


今週は完形に近い縄文土器が出土しました。この土器の発掘を担当した作業員さんもうれしそうです。


中山町と寒河江市の小学生40名が、中山城跡にサマースクールの一環で見学に来ました。古代の魅力に触れて、楽しそうに見学しています。


中山城跡第2次(7月18日〜7月21日)


中山城の南側に位置する帯曲輪を検出しました。急な勾配で、登るだけで大変です。


東北芸術工科大学の宮本長二郎先生と学生さんが来跡して、中山城跡を見学していかれました。


今週も雨の日が多く、発掘作業があまり進みませんでしたが、小中丸家からは火消壺の蓋のような土器が出土しました。


中山城跡第2次(7月3日〜7月7日)


帯曲輪の斜面で検出した土坑から、獣骨と副葬品(永楽銭・陶磁器など)が出土しました。丁重に葬られた様子が良くわかります。


小中丸家の遺構を掘ってみると、陶磁器や漆製品などが多数出土しました。


新たに小中丸家という屋敷跡の調査に取り掛かりました。表土を剥いで遺構を検出しています。


中山城跡第2次(6月19日〜6月23日)


縄文調査区のトレンチから、いくつか遺構が確認されています。黒っぽく見えているところが、その範囲のようです。


南側の帯曲輪を掘り下げている様子です。盛り土が多く、作業員さんと愛車のキャリアがフル稼働です。


木製品が大量に出土した地点から、こぶし大の木製獅子頭が出土しました。赤く染められていて、きれいでとてもかわいらしいです。