「馳上遺跡第3次」カテゴリーアーカイブ

馳上遺跡(11月29日~11月30日)


調査終了日の前日はあいにくの雨となりましたが、
残っていた平面図の作成を行いました。


出土した遺物や使用した機材をトラックに積み込んでいきます。
11月30日をもって馳上遺跡の発掘調査は無事終了しました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。


馳上遺跡(11月22日~11月26日)


発掘調査終了日まであとわずかとなり、作業を急ピッチで進めています。
写真は竪穴住居跡の平面図を作成しているところです。


14区北側の完掘状況写真です。
竪穴住居跡や柱穴が密集している様子がよくわかります。


空中撮影用のラジコンヘリです。
14区の完掘状況写真を撮影しました。


馳上遺跡(11月15日~11月19日)


大型の土坑です。直径は1.5m、深さは1m以上もあり、
大人二人がすっぽりと入ってしまうほどの大きさです。


竪穴住居跡の完掘状況写真です。
住居跡内にある3つの穴は住居を支えていた柱穴と考えられます


竪穴住居跡の遺物出土状況写真です。
2棟が重なっており、左側の住居跡からは一面に炭が検出されました。


馳上遺跡(11月8日~11月13日)


先週お伝えした竪穴住居跡のカマド跡付近の遺物出土状況です。
どうやら土師器の甕(かめ)が複数個体あるようです。


遺物の出土状況を含めて
竪穴住居跡全体の平面図を作成しています。


11月13日(土)、西谷地b遺跡と合同で調査説明会を行いました。
地元の方や考古学ファンの方々に調査の成果を見ていただきました。
みなさん熱心に調査担当者の話に耳を傾けていました。


馳上遺跡(11月1日~11月5日)


11月4日に山形県立米沢女子短期大学の学生25人が発掘体験に訪れました。
みなさん熱心に職員の説明を聞いていました


説明を聞いた後は、作業員と一緒に
竪穴住居跡の掘り下げを体験してもらいました。


これは、竪穴住居跡のカマド跡です。
そこから土師器の甕が潰れた状態で出土しました。


馳上遺跡(10月25日~10月29日)


今週から、調査員と作業員を増員して調査にあたっています。
調査も終盤に入り、急ピッチで作業を進めています。
写真は竪穴住居跡の掘り下げを行っているところです。


竪穴住居跡を掘り下げると、
下からは炭化材がまとまって出土しました。


検出した遺構の平面図を作成しているところです。


馳上遺跡(10月18日~10月22日)


空中撮影用のラジコンヘリです。
15~18区の完掘状況の写真を撮影しました。


15区(写真奥)・16区(写真手前)の完掘状況写真です。
15区(写真奥)の東側からは河川跡、
16区(手前)の西側からは竪穴住居跡・掘立柱建物跡などが検出されました。


14区第2期の遺構検出をしています。
検出した遺構には石灰を水で溶いて線を引いていきます。
竪穴住居跡・溝跡・河川跡などが見つかっています。


馳上遺跡(10月12日~10月15日)


14区第2期の様子です。
重機による表土除去と並行して面整理を開始しました。
どうやら竪穴住居跡が10軒以上あるようです。


15区河川跡の掘り下げを行っているところです。
湧水が激しいため、排水ポンプを使いながらの作業です。


掘立柱建物跡の完掘状況写真です。
3間×2間の長方形のようです。


馳上遺跡(10月4日~10月8日)


今週からは14区の第2期の表土除去が始まりました。


竪穴住居跡のカマドのそばで見つかった貯蔵穴と思われる土坑です。
土師器の甕が横倒しになった状態で見つかりました。


こちらは別の竪穴住居跡のカマド周辺の様子です。
土師器と須恵器がまとまって出土しています。
色合いも様々です。


馳上遺跡(9月27日~10月1日)


掘立柱建物跡の精査をしています。
手をいっぱいに伸ばしてようやく底に着くほどの深さです。


掘立柱建物跡の柱穴の一つです。
柱穴の底面近くには、
柱の基礎に用いられたと思われる礎石が残っていました。


竪穴住居跡の床面検出状況です。
この住居跡にはカマドがありませんが、
住居の中央部付近では火を使用していたと思われる痕跡が残っていました。