脚立の上では、カメラの角度を調整しています。調査区では、面整理をしています。準備が整ったら、11区の遺構完掘状況の写真撮影に入ります。
5月28日から6月24日まで、11区の調査を行いました。
6月25日、発掘調査で使用した器材を、トラックに積み込んでいます。この日は、山形市で日中の最高気温31.2℃を観測しました。
5月14日から始まった、山形市春日町での山形城三の丸跡の第7次発掘調査は、6月25日に無事終了しました。ご協力をいただいた皆様、どうもありがとうございました。
11区の調査風景です。南東から北西方向(写真では左下から右上)の溝と、その溝の上にある層の土には、ほかの土よりも砂が多く含まれています。
12区(市道)の調査は、6月8日から6月22日まで行いました。道路と並行している大きな石の列と杭の列が検出されました。
6月19日(木)午後2時から現地で、発掘調査説明会を開催しました。
関係者の皆様、地域住民の皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。
5月28日から11区の調査を行なっています。調査区の南東から北西方向に溝跡が、南西部に黒色の土があります。
11区の黒色の土からは、多くの遺物が出土しています。一方、茶色(褐色)の土からは、ほとんど遺物が出土しません。
堀跡の西側の立ち上がりを調べるために、6月8日から、道路の下を発掘しています。山形市や山形警察署に所定の届け出をして、市道を通行止めにする許可を得た上で行なっています。
12区(市道部分)を掘り下げたところ、南北方向に並んでいる大きな石の列が検出されました。堀に関連するものなのか、調査を進めます。
11区の黒色の土から、石匙(いしさじ)が出土しました。出土状況の写真撮影をしています。
11区の南西側に黒色の土の区域があります(写真では調査区の左上)。遺物の出土状況から、古代の土の層と考えられます。
黒い土のところからは、古代の甕(かめ)も出土しました。約20cmの大きさです。
山形城三の丸跡(7次、春日町)では、調査区を分割して調査をしています。1つの調査区の面積は狭く、市街地の交通量が多い沿道です。
土の堆積を観察しています。10区では、黒い土の上の面で、遺構を検出しました。
5月15日から5月27日まで、10区の調査を行いました。
11区の表土を掘削しています。まず重機で上の土を取り除き、あとは慎重に手作業で、土の面をきれいに削って、遺構を見つけていきます。
11区の調査は、5月28日から始まりました。調査区の保護のため、歩板(あゆみいた)の通路を設けて、土を運び出します。
調査区(10区)の面整理をして、遺構を検出するための作業をしています。
10区の遺構に、石灰でしるしをつけました。5月20日に、遺構検出状況の写真撮影をしました。
土の色や質を見極めて、遺構を慎重に掘り下げて調べます。
10区の遺構配置図を作成するための、平板測量をしています。この日(5月21日)、山形市では30.8℃の最高気温を観測し、真夏日となりました。
山形城三の丸跡(山形市春日町)の、発掘現場に持っていく器材を、
トラックに積み込んでいます。5月14日(木)から発掘調査が始まります。
開始式の様子です。安全に発掘調査を進めていくために、
注意すべきことを確認しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research