「森の原遺跡第2次」カテゴリーアーカイブ

森の原遺跡2次(9月26日~9月30日)


石匙(いしさじ)が出土しました。
匙とは言っても万能ナイフとして使われていたと考えられます。


延期されていた空中撮影を行いました。
これが撮影に使われるラジコンヘリコプターです。


9月30日(金)をもって森の原遺跡第2次発掘調査が終了しました。


お知らせ:森の原遺跡2次の発掘調査説明会(9月25日)

森の原遺跡第2次の発掘調査説明会を開催します。
発掘した遺跡を見ながら、遺構や遺物の解説をします。

ぜひ、多くの皆さまのご来場をお待ちしております。

発掘調査説明会案内チラシPDF 182KB
案内用地図PDF 174KB


森の原遺跡2次:遺物出土状況

調査遺跡:森の原遺跡2次(もりのはらいせき2じ)
日時:平成23年9月25日(日) 午後2時から
場所:村山市大字土生田字道出
地図を表示する
お願い:自家用車・自転車で来られる方は、
係の者の誘導に従って駐車・駐輪してください。
雨天の場合は、調査事務所内での説明になります。


森の原遺跡2次(9月5日~9月9日)


アクセサリーでしょうか?4~5cmほどの石製品です。
割れないように穴を開けるのは大変だったことでしょう。


溝状遺構の断面を観察しています。
中央部で、盛り上がる層状の砂の堆積が確認できました。


遺構の平面図を作成しています。
トータルステーションという測量機器もありますが、状況により使い分けます。


森の原遺跡2次(8月29日~9月2日)


現在、掘り進めている柱穴の一つです。
このくらい柱の痕跡がはっきり見えるものは、あまり多くありません。


4つめの矢じり(石ぞく)が出土しました。
これまで出土したものより一回り大きいです。


仕事の終わりは、道具の手入れです。
こびりついた泥を洗い流し、明日の作業に備えます。


森の原遺跡2次(8月22日~8月26日)


調査区の周りの雑草が目立ち始めたので、この日は草刈り作業から始めました。


暑さもピークを過ぎ、だいぶ仕事がしやすくなりましたが、油断は禁物。
熱中症等には十分気をつけて作業を進めます。


3つめの矢じり(石ぞく)が出土しました。
これまで見つかったものとは、また違った形をしています。


森の原遺跡2次(8月8日~8月19日)


早朝からのこぬか雨が昼前には土砂降りに変わりました。
写真がかすんでいるのは猛烈な雨のせいです。
調査区が見る間に水没していきます。


雨の翌日は排水作業からのスタートです。
調査の進んだ遺跡は、いたるところ穴だらけなので排水も大変です。


無事に排水作業が終わり、ようやく午後には調査を再開しました。
まだまだ土がねばつき移植ゴテに張り付くので、掘るのもなかなか大変です。


森の原遺跡2次(8月1日~8月5日)


あまり遺構・遺物の確認できなかった調査区南東部ですが、掘り下げてみると、
たくさんの土器片の散らばりが確認できました。どれも縄文時代のもののようです。


南東部から出土した矢じり(石ぞく)です。きれいな赤褐色をしています。
長さ2cmほどの小型のものです。


出土した遺物は、測量機器を使って場所や標高を
図面や調査カードに記録していきます。


森の原遺跡2次(7月25日~7月29日)


乾燥しきった地面を削るには、散水機で水をまきながらでないと
クワの歯が立ちません。


草を取ったり白線を引き直したり……。
全景写真を撮るために、最後の仕上げをしています。


調査区内にトレンチを設定し、少しずつ掘り下げながら、
遺構・遺物を確認していきます。