2008(H20)年度, 上の寺遺跡第2次, 村山地方, 発掘調査速報 上の寺遺跡(5月19日~5月23日) 2008年5月28日 yamagatamaibun 写真左上のサクランボがある部分は、自然地形の尾根を削りだして土塁のようになっています。 この土塁にほぼ並行して幅2mほどの大きな溝が見つかりました。 溝の一番上の層は大小の石がまとまっている部分があります。 溝を埋めるときに石を投げ込んでいたようです。 石のそばから中国産の磁器の皿が出土しました。 底の形が碁石を入れる容器に似ていることから、碁笥(ごけ)底の皿と呼ばれています。 遺物の年代から、16世紀頃にこの溝が埋まったことがわかりました。 Tweet