令和5年度も市町村巡回展を開催します。
巡回展1ヶ所目は、すいかの名産地、尾花沢市です。
芭蕉、清風歴史資料館にて、
企画展『発掘された尾花沢市の遺跡』を開催します。
これまで発掘調査を行った3遺跡の遺物を一挙公開です。
ぜひこの機会に尾花沢市の歴史に触れてください。
[展示期間]
令和5年7月27日(木)~8月29日(火)※水曜日休館
9:00~16:30
[展示場所]
芭蕉、清風歴史資料館
山形県尾花沢市中町5番36号
[入館料]
大人210円 学生100円 中学生以下無料
[ギャラリートーク]
埋蔵文化財センターの職員が展示品の解説を行います。
令和5年8月20日(日)14:00~ 予約不要
チラシ(PDF)
リーフレット(PDF)
今週は遺構の写真撮影のため、検出面を薄く削って土色が見やすいようにきれいにしていきます。
西側の遺構から土器の底部が見つかりました。
確認された溝跡の掘り下げを行いました。江戸時代の陶磁器などが出土します。
瓦が多く出土する場所です。不要になった瓦をまとめて捨てたと思われます。
8月19日(土)に新庄城二の丸跡の発掘調査説明会を行います。
新庄市公立保育所整備に伴う発掘調査で、調査区は新庄藩の米蔵があった場所にあたります。今回の調査で、建物の柱穴が確認され、廃棄された大量の瓦が出土しています。
調査説明会案内(PDF)
現地説明会案内図(PDF)
日時:令和5年8月19日(土)午後1時30分~(雨天決行)
調査遺跡:新庄城二の丸跡発掘調査現場
場所:新庄市堀端町4【地図】
※駐車場は新庄ふるさと歴史センターまたは新庄市市民文化会館の駐車場をご利用ください。
7区は下層での遺構を確認のため、掘り下げが始まりました。
検出された遺構を掘っていきます。
今週は梅雨明け前の大雨に見舞われながら、西側に拡張した調査区を中心に作業を進めました。この場所からも建物の跡や柱穴が見つかっています。
調査も大詰めをむかえ、調査区全体の空撮を実施しました。遺跡は調査区から画面左(北側)に展開していることが知られています。
今週も暑い日が続きますが、発掘調査を進めていきます。住居跡が出てきました。以前見つかったものよりも規模が小さいようです。
土嚢を作成しています。重いので協力して作成します。
第2面の遺構の検出を進めました。所々に、柱を据えたと思われる石を詰めた柱穴が確認されました。
掘り下げを開始しました。一段掘り下げて、遺構かどうかや遺物の出土を確認します。
暑い日が続いています。土の色を見やすくするために、地面の乾いた部分を時々噴霧器で湿らせながら作業を進めています。
全景写真を撮る前の準備です。地面を薄く削って表面がきれいに写るようにします。
今週は夏日と梅雨空の極端な天候が続く中での作業でした。古代の洪水の堆積層の下から柱穴や火を焚いた跡が見つかっています。
この柱穴には先週(7/3-7)に報告したものと同じタイプのお椀が埋まっていました。
今回の調査の結果、遺跡の範囲が西側に続くことが明らかになったため、調査区を広げて作業を続けています。削平されて底面しか残っていませんが、建物の跡のようです。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research