平成23年12月15日(木)、山形県埋蔵文化財センターでは、
上山市消防署の方を招いて、防災訓練を行いました。
当センターにある防災設備について講話の後、
屋内消火栓を使った訓練を行いました。


中庭に向けて放水訓練を行いました。
センターの消火班は男性職員で構成されていますが、
誰でも扱えるように、今回は女性職員が代表して放水しました。

消防署の方から合格という評価を頂きました。
実際の火災のときも、冷静に行動することが大切です。
平成23年12月11日(日)に
村山市総合文化複合施設 甑葉(しょうよう)プラザで
「平成23年度 発掘調査速報会」を開催しました。
当日は、約200名もの多くの方々にご来場いただきました。
配布資料(PDF 3.7MB)

今年度、発掘調査を行った遺跡のうち、
5遺跡の成果を発表する発掘調査速報会を行いました。

はじめに、当センター専務理事の挨拶がありました。

約200名の来場者が発掘調査を行った遺跡についての
報告に耳を傾けました。

各遺跡の出土品展示コーナーです。
間近に出土品を見ながら、説明を聞いています。

縄文土器が多数出土した押出遺跡の出土品展示コーナーです。

発掘調査も最終週を迎えました。
今まで調査したところの埋戻しをしています。

半年間使った器材を洗浄した後、
トラックに積みこんでいるところです。

最後に記念撮影をしました。
清水遺跡(3)の発掘作業員の皆さん、半年間お疲れ様でした。

最後の火葬遺構を完掘しました。
骨が集中していた中央部が凹んでいます。

下層の遺構面まで下げた範囲は、
シートで覆って来年度の調査に備えます。

山頂が隠れた甑岳(こしきだけ)を背に記念撮影をしました。
半年間お疲れ様でした。

山形聾学校の社会科・理科・生活科部会の方々が訪れました。
出土品を見ながら、各時代の特徴の説明を
聞いているところです。

火起こし体験では、火がつくと大きな歓声があがりました。

調査最終日は強い雨と風になりましたが、
センターへ帰るための器材運び出し作業を行いました。

雨の日も風の日も作業員の皆様には
一生懸命作業をしていただきました。
事故やけがもなく、無事に木の下館跡4次の
発掘調査を終えることができました。
水沢地区の方々をはじめ、
関係していただいた皆様、本当に有り難うございました。

この週は天気の悪い日が続き、調査区も積雪しました。
積もった雪をかき分けてから竪穴住居跡の調査を行いました。

調査区南側の検出面を掘り下げるために除雪をしています。

調査区南側の検出面を掘り下げている所です。
見えなかったピット(穴)がいくつか確認できました。

天気が悪いと暗くなるのも早くなります。
夕刻の暗い中でも図面作成を行います。

火葬遺構の人骨を取り上げました。
さらに下からも人骨が出土しています。

天候が安定しない週でしたが、
足元に気をつけながら包含層の掘り下げを続けました。


当センターでは、公益財団法人への移行認定を目指しております。
それにともない、11月22日午前11時に公益認定の電子申請を行いました。
酒田市にある庄内空港で展示会を行っています。
庄内地方の遺跡を紹介する展示会も
今年で5回目となりました。
今回は「墨書」にスポットを当て、
庄内の出土品を数多く展示しています。
ぜひ、一度ご覧ください。
展示会チラシ(PDF 238KB)

開期:平成23年11月21日(月)~12月4日(日)
時間:6時~18時
会場:庄内空港ビル 3階多目的ルーム
(山形県酒田市浜中字村東30-3)
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Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research