
調査区の一番北側にある竪穴住居跡を掘り下げています。
これまで検出した住居跡の中で、最大のものです。

調査区西側の検出面を下げて、さらに遺構がないか確認しました。

日が沈むのが早くなってきました。
夕刻薄暗くなるまで、図面作成に励んでいます。

完掘に向けて精査、記録作業を行いました。

最終日の朝には初霜が降り、とても冷え込みました。
出土した遺物と、器材類をセンターに搬出しました。

作業員の皆さんありがとうございました。半年間、本当にお疲れ様でした。

遺物包含層の掘り下げを続けています。

掘り下げの終わったところから遺構を探していきます。

南北に伸びる直線的な溝跡と、
それより新しい蛇行する溝跡が見つかりました。

遺物の大きさを測り、図化するための準備です。

土層断面の測量をしているところです。

遺物の出土状況です。縁が欠けていますが、完形に近い土器です。

堀の底に泥が溜まってきたので、重機を使って取り除きました。

11月12日(土)に調査説明会を行いました。
天候にも恵まれ、多くの方にご来場いただきました。

説明会では、堀底の調査区に降りて、
建物跡の遺構も間近に見ていただきました。
押出遺跡4次の発掘調査説明会を開催します。
沼尻堀右岸(西側)を調査し、縄文時代前期の
集落跡の一部が確認されました。
また、多数の縄文土器・石器が出土したほか、
湿地内の住居が沈まないように、床下に丸太を並べた
構造物の一部も確認されました。
駐車場が限られておりますので、満車の場合は
ご入場をお断りすることもあります。
発掘調査説明会案内(PDF 83KB)
案内用地図(PDF 614KB)

押出遺跡4次:出土した土器や石器
調査遺跡:押出遺跡4次(おんだしいせき)
日時:平成23年11月12日(土) 午前10時30分~ (雨天決行)
場所:東置賜郡高畠町大字深沼字押出
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この遺跡がどのように埋もれていったのか、
かぶっていた土の断面を調べその様子を記録しています。

調査区南東部の遺物が集中している地点です。
遺構の範囲を調べるためにトレンチを掘っています。

出土状況の記録が終わった遺物は、ていねいに取り上げ、
さらに詳しく調べるためにセンターに持ち帰ります。

7段ある曲輪(くるわ)全体の写真を1段ずつ撮影しているところです。
狭い場所に高い脚立を立てて、撮影しなければなりません。

寒さとともに、あちこちの田んぼに
たくさん白鳥が飛来してくるようになりました。

発掘調査説明会に向けて準備をしているところです。

説明会で展示する遺物を準備しているところです。
説明する内容などを入念にチェックしています。

11月3日(木・文化の日)に行われた発掘調査説明会には
120名もの多くの方がいらっしゃいました。

調査終了まで残り2週間となりました。
晴天に恵まれ、ラジコンヘリコプターによる空中写真の撮影を行いました。

11月3日(木・文化の日)に清水遺跡の2地区と3地区合同で
調査説明会を行いました。
120名ものたくさんの方に成果を見ていただきました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research