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鶴子中原遺跡(11月13日~17日)


11/14に遺構測量図化業務の写真撮影を行いました。ドローンを使用して上空から写真を撮ります。


調査区の遺構を完掘した全景写真です。縄文時代の土坑や柱穴などの遺構が確認できました。


最終日、雨の中で機材の撤収を行いました。遺物や機材をトラックに積み込み、約1ヶ月半の現地調査は無事終了です。


新庄城二の丸跡(10月30日~11月3日)


南北に延びるSX100落ち込み遺構です。トレンチを入れて掘り下げたところ、大溝状になる事が確認されました。


SX100の底面近くから、鉄砲の玉が出土しました。鉛製です。


11月3日に第2回目の発掘調査説明会を開催しました。二の丸造成時の様子や瓦を入れた整地層について説明を行いました。


鶴子中原遺跡(10月30日~11月2日)


調査も終盤近くとなり、各遺構の掘り下げを行っています。これは、縄文時代の土坑と思われる穴です。


風倒木の痕からも縄文時代の土器片や石器などが出土しました。


11/3には、地元の方達に向けての調査説明会を行いました。皆さん忙しい中、ご参加くださいました。


新庄城二の丸跡(10月23日~27日)


3区東側の落ち込みSX100の深さを確認するためにトレンチを入れました。二の丸の整備で埋め立てられた場所ではないかと思われます。


新庄中学校の生徒さん達と、作家の今村翔吾さん(後方右から2人目)が来跡されました。瓦が出土する江戸時代の整地層の発掘体験を行いました。


真室川中学校の生徒さん達も、新庄城の学習で来跡されました。発掘の体験で、整地層の瓦の取り上げを行いました。瓦の多さや重さに驚かれたようです。


鶴子中原遺跡(10月23日~27日)


見つかった遺構を掘り下げる精査作業を行っています。土層を見るため、遺構を断ち割ったり、ベルトを残して掘っていきます。


遺構を掘り下げながら、写真や図面などの記録作業をしていきます。


県内でも数少ない、約8,000年前の縄文時代早期の土器には貝殻文様がみられます。


市町村巡回展『発掘された南陽市の遺跡』(11月14日~1月14日)

令和5年度3ヶ所目の市町村巡回展は、ぶどうとワインで有名な南陽市です。

南陽市立結城豊太郎記念館、2階企画展示室にて、
企画展『発掘された南陽市の遺跡』を開催します。
これまで数多くの発掘調査が行われた南陽市ですが、その中からえりすぐりの5遺跡の遺物を一挙公開します。
ぜひこの機会に南陽市の歴史に触れてください。

1階ロビーにて南陽市教育委員会による
「わがまちの歴史と文化財展」も開催します。

[展示期間]
令和5年11月14日(火)~令和6年1月14日(日)
※毎週月曜日、年末年始休館
9:00~16:30

[展示場所]
南陽市立結城豊太郎記念館 2階企画展示室
山形県南陽市赤湯362【記念館HP

[入館料]
無料

[ギャラリートーク]
埋蔵文化財センターの職員が展示品の解説を行います。
令和5年12月16日(土)10:00~11:30 ※事前申込制
電話か来館で結城豊太郎記念館までお申し込みください。
締切は12月2日(土)16時です。
南陽市立結城豊太郎記念館 TEL:0238(43)6802

チラシ(PDF
リーフレット(PDF