調査範囲に板を敷いて、長い道をつくっています。
キャリアダンプが通った時に、遺構を壊さないようにするためです。
溝跡を1cmの深さで掘り下げていきました。
土器や石器などが見つかっています。
一日の最後には、作業をした調査範囲にシートを掛けておきます。
これで雨が降っても大丈夫です。今週は特に暑く、作業が大変でした。
作業員の皆さんもお疲れ様でした。
調査区内に残っていたサクランボの切り株を重機で運び出しています。
今週も暑いです。東の空を見上げると、雲がもくもくと湧いてきました。
夏の現場にふさわしい空です。
一列に並んで面整理を行っています。この日の最高気温は35度を超えました。
遺構を探すために慎重に地面を削っています。
重機械を使って、表土を掘り下げました。
この地区特有の真っ黒な土です。
表土除去が終わりました。
大きな川跡が蛇行している様子が見られます。
遺構を見つけるため、ていねいに土を削ります。
土の色の違いが見えてきました。
月曜日には委託業務による基準点測量が行われました。
いよいよ、本格的な遺構の精査に入って行けそうです。
今週もとても暑くなりました。
酷暑の中の面整理作業となりましたが、
作業員の皆さんのおかげで順調に進められています。
調査区全域の遺構検出が終わりました。
北側の斜面部分では竪穴住居跡が多く見つかっています。
中央の白い部分は火山灰と考えられます。
住居の年代を考える上で貴重な手がかりです。
検出した遺構は平板測量で図面に記録します。
遺構の掘り下げも同時進行で行なっています。
中央の溝跡からは土師器や須恵器など、平安時代の遺物が出土しています。
古代の住居跡に堆積した土層を図化し、記録しました。
井戸跡の土層観察のために残していた堆積土を、掘り下げました。
井戸は人為的に埋められたことが、堆積土の観察から判明しました。
大型の竪穴内の土層について、写真撮影を行いました。
竪穴の壁が外側に傾いている、フラスコ状の穴であることが判りました。
いよいよ遺構の精査が始まりました。
遺構を十字に分割し、移植コテを用いて慎重に掘り下げていきます。
十字に分割した遺構を掘り下げていくと、写真のような状態になります。
その後、このような状態の遺構の写真を撮影したり、
土層断面の状態を観察し、土の堆積状況や色・質感等を記録していきます。
連日続く猛暑の中、熱中症には十分に注意して調査を行っていますが、
その中でも休憩時間に食べるスイカは格別で、みな美味しそうに食べ、
作業で失われた体力と水分を補給します。
面削り・写真撮影も終わり、検出した遺構の掘りかたに入りました。
遺構の掘りかたと並行して引き続き平面図をとっています。
今週から2班体制になりました。
調査区の北側にある市道下の調査をする為、
その代わりとなる迂回路が完成しました。
B4区にある竪穴住居跡を調査しています。
この住居跡にはカマドが備え付けられています。
竪穴住居跡の掘り下げをしているところです。
みなさん慎重に掘り下げています。
今週も暑い日が続いています。
遺跡のすぐそばでは高速道路の工事が進められています。
大型の竪穴住居跡です。
長さ9m、幅7.3mの長方形です。
住居跡のカマド付近からは、
主に土師器がまとまって出土しています。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research