掘立柱建物跡の近くにある溝跡(SD40)の遺物出土状況です。
溝跡のすぐそばには、表面を赤く染めた土師器の壺がまとまって出土しました。
10月8日(木)に調査説明会を行いました。当日は台風18号のため、公式には中止しましたが、来跡者には遺物の展示とスライドを使って遺跡の説明を行いました。地元の方々をはじめ20名以上の参加をいただきました。
去年に引き続き、10月3日(土)・4日(日)の二日間、県埋蔵文化財センターを紹介する「山形県埋蔵文化財センター参観デー やまがた埋文祭り2009」を開催しました。両日で1,000名を超える多くの方々にご来場いただきありがとうございました。
◆受付
まもなく10時開場です。準備万端でお迎えします。
開場前からたくさんの方々にお待ちいただきました。
◆企画展
<遺跡から見た「天地人」>
大河ドラマ「天地人」に関連する、山形県内の遺跡から出土した遺物を展示しました。
◆施設見学
<スタジオ埋文>
縄文服を着て、縄文土器と一緒に記念撮影をしました。
<特別収蔵室>
展示内容も一新し、新しい展示をみなさんに見ていただきました。
<速報展>
平成21年度に発掘調査した遺跡に関する写真や出土した遺物を展示しました。
◆体験
<体験ひろば>
今年は、勾玉作りとアンギン編みを行ないました。
屋外では、弓矢飛ばしを実際に体験しました。みんな熱中しています。
森の中の動物たちをちゃんと射ることができたかな?
<考古学体験>
整理室での仕事を実際に体験していただきました。
土器の「復元」の体験中です。ちゃんとぴったりくっつくかな?
土器の紋様を写し取る「拓本」を体験してもらっています。
遺物に遺跡名や出土地点などを書く「注記」は、文字を小さく書くことがとても難しいです
7区の調査を行いました。遺構の掘り下げもだいぶ進みました。
古墳時代の土器が出土しました。写真左は甑(こしき)という調理具(蒸し器)、右は高杯(たかつき)といい、下に台が付いている盛り付け用の土器です。甑は横倒しで、高杯は上下がひっくり返った状態で見つかりました。
こちらは、竪穴住居跡から出土した土器です。横倒しの甕(かめ)が、押しつぶされた状態で見つかりました。
今週も引き続き柱穴の掘り下げを行っています。やってもやっても柱穴が無くならないような気持ちになるくらい、たくさんの柱穴があります。
今週から、調査区南西側の平面図の記録を始めました。数多く検出している遺構を、全て平面図に記録していきます。
金曜日の午後からは雨が降り始めました。こんな悪天候のなかでも、作業員さん達には作業を行っていただきました。本当に作業員さん達の頑張りで発掘調査は成り立っています。
『鎌倉上遺跡』の発掘調査説明会を開催しますので、ぜひご参加ください。
◆日時
平成21年10月8日(木)午後2時~
◆集合場所
米沢市窪田町小瀬 鎌倉上遺跡発掘調査現場
◆成果
鎌倉上遺跡は、古墳時代前期の集落跡です。今回の調査では、竪穴住居跡・掘立柱建物跡・溝跡・河川跡などの遺構が確認され、土師器や木製品などの遺物が出土しました。
◆連絡先
財団法人山形県埋蔵文化財センター
鎌倉上遺跡発掘調査事務所 TEL 090-1068-2043
担 当 菅原哲文・山木巧
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