直径60cmほどの円形に小さな石を敷き詰めた遺構が見つかりました。
周辺に同様の遺構が3基隣接しています。
大小の石が投げ込まれたような状況で見つかりました。
上の遺構から出土した板碑(左)と方形に加工された石製品(右)です。
直径60cmほどの円形に小さな石を敷き詰めた遺構が見つかりました。
周辺に同様の遺構が3基隣接しています。
大小の石が投げ込まれたような状況で見つかりました。
上の遺構から出土した板碑(左)と方形に加工された石製品(右)です。
雨の中、遺構の測量作業です。
農道部分の調査区からは、ほぼ農道に沿った溝が見つかりました。
近代の道路の跡と考えられます。
L字型に石を敷き詰めた遺構が見つかりました。
中世後半の遺物が出土しています。
農道部分を掘り下げて遺構の検出作業を行いました。
農道の下からは明治時代頃の道路の跡が見つかりました。
一括出土銭の続報です。
よく観察すると約100枚毎に銭をつなげた緡(さし)の単位が見えてきます。
緡ごとに色を塗ってみました。16本の緡銭があることが分かります。
雨の多い一週間でした。
排水から作業開始です。
調査区を横断する農道の下も調査を行ないます。
掘り下げる前に農道を付け替えました。
先週出土した古銭の続報です。
無事に曲物ごと取り上げることができました。
曲物部分が乾燥しないように注意が必要です。
先週見つかった折敷(おしき)の下には、曲物が埋められていました。
曲物を折敷で蓋をしていることが分かりました。
折敷を取り外しました。
そっと触れるとコツコツとした固い手ごたえがあります。
直径30cm、高さ15cmほどの曲物には、古銭がぎっしりと詰め込まれていました。
約100枚の銭を連ねた緡銭(さしぜに)がほぼ完全な状態で残っています。
見えている部分で15本ほどの緡銭が確認できます。全体で10,000枚程度の銭があると思われます。
この状態のままセンターに持ち帰り、銭の種類や枚数など、詳しい調査を行なう予定です。
柱穴や溝からは様々な遺物が出土しています。
お膳として使われた折敷(おしき)が出土しました。
溝から鎌と考えらえる金属製品が出土しました。
柱穴の壁面に張り付くように瓷器系陶器のカメが出土しました。
また、柱穴の底面からは擂鉢が出土しています。
いずれも中世前期のものと考えられます。
今週は週の半ばに雨が降り、排水しながらの作業になりました。
遺構の掘り下げ作業を継続しています。
土坑から古銭が出土しました。
右側の古銭は2枚重なっており、計3枚がまとまって出土しました。
中世前半頃の陶器が出土しました。
東北地方で焼かれたものと考えられます。
遺構の掘り下げを開始しました。
土の状態を確認しながら掘り下げていきます。
柱穴と考えられる遺構から古銭が出土しました。
銭名はまだ不明ですが、中国のものと考えられます。
幅1.5m、深さ50cmほどの溝が見つかりました。
下層は粘土質の土が堆積しており、水が流れていたと考えられます。
上層は地山によく似た土で埋め立てられていました。
今週は晴天の日が多く、作業がはかどりました。
遺構の検出作業を継続しています。
タワーの上から調査区の全景を撮影しました。
多数の柱穴や溝などが見つかっています。
来週からいよいよ遺構の掘り下げが始まります。
排水溝を掘り直し、一冬越えた調査区の復旧作業を行ないました。
昨年度に検出していた遺構の再検出作業を行ないました。
1,000基以上の遺構が見つかっています。
溝から古瀬戸の卸皿(おろしざら)が出土しました。
13~14世紀頃のものです。