
最後の3区の調査が終了しました。
古代の遺物を含む溝跡や、井戸跡などが確認されました。

8月2日には関係者に調査成果の報告を行いました。

山形城三の丸跡(112号)の発掘調査が無事終了しました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

井戸跡から完形の陶器が出土しました。その中に漆と思われるものが残っていました。

井戸跡と思われる3基の遺構の掘り下げが終わりました。

西側の溝跡の掘り下げを行っています。
須恵器や土師器など、多くの遺物が出土しています。

今週から3区の調査がはじまりました。
土をていねいに削って遺構を検出していきます。

あわせて平板測量で遺構配置図をつくっていきます。

遺構の掘り下げをはじめると遺物が点々と出土しました。
これまでの調査区と比べて瓦(かわら)の出土が目立ちます。

4区の完掘全景写真です。
礎石のある柱穴や、焼土の入った土坑、畝(うね)跡等が確認されました。

最後の3区の調査がはじまりました。
下水管が通っているため、東西にわけて重機で表土を取り除いていきます。

シートで養生している場所は、2区と重なる部分です。
埋め戻しのとき、掘った部分に入った土を取り除いています。

先週に引き続き4区の遺構の掘り下げを行いました。
梅雨に入り、ころころ変わる空の状況を見ながら作業を進めていきます。

調査区の東側で検出された溝跡です。
須恵器や土師器などの遺物が出土しています。

等高線を図化するための写真を撮影しました。あと少しで4区の調査も終了となります。

連日続いた雨のため、今週は排水作業からスタートしました。

4区の遺構の掘り下げ作業を行いました。
今までの調査区と土質が異なるため、土を見ながら慎重に掘っていきます。

東側の溝跡から馬の歯と思われる骨が出土しました。

2区の調査が終了しました。100を超える遺構を掘り下げました。

引き続き一番西側の4区の調査に入りました。
3つ目の調査区ということもあり、手順良く作業が進みます。

遺構の検出をしています。
土をていねいに削ることで、遺構の輪郭がはっきりと見えてきます。

遺構の掘り下げが進み、歩くのも大変になってきました。
遺構を崩さないように足元を確認しながらの作業が続きます。

大きな柱穴が並んだ状態で確認されました。
どちらも下に石が据えてあります。

ほぼ完形の古墳時代の土師器が出土しました。
外側だけでなく内面まで赤く塗られ、祭祀に使われたものと考えられます。

調査区の東側にある砕石を外しています。下に隠れた遺構が徐々に出てきました。

調査区の南西角で確認された石組みのある遺構です。
側面に石が積まれ、底にも石が敷いてあります。

次々に遺構の精査作業が進むため、記録作業も忙しくなってきました。
半分に掘った遺構の土層断面を写真で記録していきます。

今週から2区の調査に入りました。
重機で表土をはいでいく一方で、排水管等の付近は人力で掘っていきます。

遺構検出段階での2区の全景です。
1区に比べると、砕石や排水管などが多く入り、
写真撮影のためきれいに掃除するのも一苦労です。

土層を見るために南西角を深く掘り下げたところ、石組みが確認されました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research