羽黒神社西遺跡の第2次発掘調査が始まりました。
初日には、事務所・休憩プレハブにて、発掘調査の
開始式を行いました。
さっそく、今年度に新たに調査する範囲を
バックフォーを使って表土の除去を行いました。
重機で表土を掘削した調査区の整形を行いました。
壁面を整えたり、木や笹の根を切ったり、
切り株の周りの土を除去しました。
表土を除去してすぐに、蛇紋岩(じゃもんがん)という特別な石を素材にした磨製石斧が発見されました。
半分に壊れたものですが、昨年度の調査でも、壊れた磨製石斧がたくさん発見されています。
一方で、製作時のクズや未成品はないことから、ここは磨製石斧を使っていた場所であったことを物語っていると考えられます。