「村山地方」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡第16次(11月30日~12月4日)

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悪天候をものともしない作業員の皆さんの尽力で、無事に下層の調査を終えることができました。下層からはカマドをもった住居跡と溝跡が見つかりました。

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最後の調査区の埋め戻しを行いました。市街地での調査ということで、いずれも狭い5か所の調査区でしたが、古代・中世・近世とさまざまな時代の人々の痕跡が見つかりました。

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最終日も荒れた天候の中での器材搬出となりましたが、今年度も無事に調査を終了しました。近隣の住民の皆様、関係各所の皆様、ご協力ありがとうございました。


山形城三の丸跡16次(11月24日~27日)

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下層の遺構検出を行いました。明るい色の地山に暗い色の土が堆積した溝跡が見えています。

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悪天候が続いた週でしたが、調査が最終盤のため、雨をおして作業を行いました。

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最後の調査区、P-1区の完掘全景を撮影しました。次週は一部残っている下層の調査を行います。


山形城三の丸跡第16次(11月16日~20日)

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先週お伝えした重なる2条の溝跡です。まず新しい方の溝跡を掘り上げ、記録を取ったあと古い方の溝跡も完掘しました。

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下層の調査にも着手しました。近現代の遺構を検出した面から約60㎝下で溝跡と土坑がみつかりました。これから詳しく調査していきます。


羽黒神社西遺跡(11月9日~13日)

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今週は、3・4区の記録作業とともに、まだ掘り切っていない遺構の補足調査を行いました。

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3区の大型のフラスコ状土坑の底から、逆さに置かれた深鉢形土器が出土しました。この土坑からは、横倒しになった完形の深鉢形土器や、同じく逆さに置かれた浅鉢形土器が出土しました。

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調査事務所の撤収に向けて、発掘器材や出土した遺物をセンターに搬送するために、トラックに積み込みました。

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最後に、調査に携わった調査員と作業員一同で記念写真を撮りました。来週1週間、補足調査を行い、再来週から調査区の埋め戻しになります。調査に携わった関係者の皆さん、ご協力いただきたいへんありがとうございました!


山形城三の丸跡第16次(11月9日~13日)

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画像左側の石列に挟まれた茶色の砂が見えている部分が溝ですが、調査を進めたところ、この下にもう一つ溝があることがわかりました。

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調査区の南側の溝から軒丸瓦が出土しました。溝の年代を考えるために重要な遺物です。

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調査区の北側の溝を掘り下げたところ、床全体に石が敷かれていました。この溝は画像の右側に続いており、石列は失われていましたが床面の石敷きが残っていました。


羽黒神社西遺跡第2次(11月2日~6日)

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10月29日に、仙台市地底森ミュージアム・縄文の森広場の職員、ならびにボランティアスタッフと市民文化財研究員の方々が、羽黒神社西遺跡第2次発掘調査の見学にいらっしゃいました。みなさん、大きなフラスコ状土坑をたいへん興味深く見学されていました。

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3区と1区の境界付近に位置するフラスコ状土坑の中から、半分が原形をとどめている浅鉢形の土器が発見されました。

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秋の深まりとともに、朝の霧もだいぶ深くなってきました。深い霧の中、空撮に向けての清掃作業を行いました。

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ラジコンヘリによる遺跡の俯瞰撮影を行いました。
調査も、まもなく終了に向かいます。


山形城三の丸跡第17次(11月2日~6日)

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最後の追い込みで平面図を作成しました。どうにか金曜夕方までには出来上がりました。これで今年度の調査は終了です。あとは調査区の埋め戻しを行います。

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8区南側の完掘状況です。竪穴建物2棟と道路跡の可能性も高い並行する同時期の溝跡などがありました。

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8区北側です。右上の丸い石組みは、昨年度調査した井戸跡です。その手前側には、昨年度調査した大溝の続きがありました。予想に反して行き止まりとなり、突き当りは石組みで護岸されていました。さらに手前方向に屈曲する可能性もありますが、近代以降の撹乱により確認はできませんでした。

 


山形城三の丸跡16次(11月2日~6日)

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P-1区西側の遺構検出を終え、全景写真を撮影しました。ここでは調査区東側でみつかった石列の続きや土坑、溝跡のほかに石が集中する地点が検出されました。

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各遺構の掘り下げを開始しました。並行して図面の記録作業も行っています。

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東西方向に延びる石列です。石と石の間の砂地の部分を掘り下げました。この遺構は水の流れがあった溝跡とみられ、これから詳しく調査していきます。


羽黒神社西遺跡第2次(10月26日~30日)

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3区の南側に柱、あるいはポール状のものを建てた際に掘られた穴の列が確認されました。穴の列の内側には、石囲い炉や焼土遺構などがあり、居住に関わる施設の跡の可能性があります。

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3区の北西側にある大型フラスコ状土坑の下層から、大きな深鉢形土器が完形に近い形で出土しました。土坑内に入れられたあと、横倒しになって、さらに土をかぶせられたことが考えられます。


山形城三の丸跡第17次(10月26日~30日)

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調査も追い込みです。8区の遺構精査も仕上げ段階です。

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8区の東西で、細長い竪穴建物跡が見つかりました。炉跡と見られる焼土が2箇所あります。壁面に柱穴も有り、7区で見つけた竪穴建物跡とよく似ています。8区からはもう1件同時期と思われる竪穴建物跡が見つかっています。

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昨年度の調査区で検出された大溝の続きから五輪塔の一部(先端の空輪と風輪か)とみられる石造物が出土しました。