遺構の掘り下げは北側と南側に分かれて進めています。
こちらは遺構が密集する北側(微高地)の様子です。
一方、南側に広がる低地は水はけが悪く、雨が降るとたちまち湿地のようになってしまいます。
梅雨の合間に、県内市町村の文化財担当者研修が八幡西遺跡で行われました。
市町村に多い、試掘・確認調査を想定した研修内容です。
遺構の掘り下げは北側と南側に分かれて進めています。
こちらは遺構が密集する北側(微高地)の様子です。
一方、南側に広がる低地は水はけが悪く、雨が降るとたちまち湿地のようになってしまいます。
梅雨の合間に、県内市町村の文化財担当者研修が八幡西遺跡で行われました。
市町村に多い、試掘・確認調査を想定した研修内容です。
調査区の西側にある窯跡になります。
手前は焚き口で、遺物が多く残された箇所が土器を焼いた焼成部と考えられます。
もう1基の窯跡は、床面から壁への立ち上がりが綺麗に残っています。
傾斜が急で遺物が全く出土していない場所になります。
非常に残りのよい窯壁が1枚まるごと出土しました。
分析用サンプルとして活用していく予定です。
1区の東側の面削りを行っています。大きな河川跡が見つかりました。
見つかった河川跡を掘り下げています。
調査区南側で見つかった、溝と思われる遺構を掘り進めています。
遺構の土層断面の写真撮影をしています。
調査区中央の竪穴住居を掘り下げました。
全体に炭が堆積している様子が観察できます。
炭を含む範囲を平面図として記録しています。
遺構の掘り下げを始めました。
調査区南側に広がる低地の堆積層を掘り下げています。
古代の土器が出てきました。
調査区を分割するグリッドを地表に設定するため、グリッドの四隅に金属のピンを設置します。
遺構の掘り下げや検出面の下降に合わせ、逐次打ち込んでいきます。
調査区の全景になります。右奥と手前に計2基の窯跡があり、左側には捨て場と考えられる遺物集中区があります。
窯と捨て場からは遺物の他に、天井材と思われるものも多く出土しています。
土曜日の現地説明会はおよそ60人の方がいらっしゃいました。
暑い中、ありがとうございました。
梅雨に入りました。雨の影響で調査区内が荒れるのを防ぐため、ブルーシートで養生を行いました。
1区東側の調査を進めています。
1区で見つかった溝を掘り下げています。
調査区中央の竪穴住居跡を掘り進めています。
掘り下げていくと、土器が顔を出しました。
見つかったのは「はそう」と呼ばれる器でした。
古墳時代のものと考えられます。
遺構の検出を終え、全体の状況を把握するため、
ドローンを使用して空中写真を撮影しました。
西側から南陽市方向を望みました。
写真奥に延伸工事中の国道113号梨郷道路(自動車専用道路)が見えます。
前半発掘区の垂直写真です。
遺構密度がかなり高いことが分かります。
来週から遺構の掘り下げを始めます。
写真手前の窯跡は傾斜がきついため、梯子(はしご)を足場にして発掘していきます。
煙道部の近くでは、床面から窯壁へ立ち上がる様子がはっきりとわかります。床面も窯壁と同じくとても硬くなっています。
調査事務所近くにある展望台からながめる景色はきれいです。