遺構登録: 遺構に番号を振ります。番号タグを遺構の横に挿し、図面に番号を記録している様子です。
遺構精査: D区の遺構精査をします。移植ベラを使用して、検出した遺構を掘り下げます。
溝跡にトレンチを設定し、遺構精査します。
遺構登録: 遺構に番号を振ります。番号タグを遺構の横に挿し、図面に番号を記録している様子です。
遺構精査: D区の遺構精査をします。移植ベラを使用して、検出した遺構を掘り下げます。
溝跡にトレンチを設定し、遺構精査します。
遺構検出状況:館跡の下方から炭窯と思われる窯跡が4基見つかりました。焼け土や炭くずが残っています。
炭を焼いた窯跡:左に映っている窯跡は焼け土が沢山残っています。登り窯のような形をしています。
炭を焼いた窯跡:丸や楕円形をした炭窯もあります。
今週後半からE区の掘り下げと面整理に入りました。1980年代に行なわれたほ場整備で、重機が遺構面に深いキャタピラー痕を残しています。遺構の保存状態はよくありません。
E区の東半部の遺構が分布する範囲について100分の一の縮尺で遺構配置図を作成しました。
今週は空撮を行いました。
空撮の結果、調査区全体の写真を撮ることができました。これはその1枚です。
調査区を部分的に俯瞰で撮影し、全体をつなげると、こんな写真になります。河跡や土質の違い等々がはっきりと分かります。
検出された柱穴です。画面上に白く見えるのが火山灰と考えられます。詳しくは今後検討して行きます。
柱穴を掘り下げました。丸く残っている箇所が柱があった場所です。
2〜5段目完掘状況
住居跡の柱穴の様子。規則正しく柱穴が並んでおります。
中世陶器の出土。木の下館跡の時代を示す遺物か?注目しています。
東北芸術工科大学の方々に御協力いただいて木棺墓を取り上げる準備をしています。ウレタンを木棺墓の周りなどに流して周囲を固定します。
ウレタンで木棺墓を覆ったところです。
地面から切り離した木棺墓をトラックに積み込む様子です。センターにて保存処理を行っていきます。
古墳時代の土器とともに、小刀とみられる鉄製品が出土しました。周囲より黒っぽい炭の含まれる土層に含まれていました。
E区の面整理も東端に近くなり、ようやく古墳時代の遺構が分布する地区に入ってきました。土器が含まれる穴や柱穴などが見つかっています。
C区南西側に大きな溝跡のようなものを検出しました。面をきれいにして観察した結果、大きな河跡の可能性が高くなりました。
C区北側から、土坑のような楕円形の遺構と、柱穴跡が多く見つかりました。大きな楕円形は井戸を掘った跡で、柱穴跡は建物を建てた跡と思われます。
L字に曲がった溝跡が何本か見つかりました。恐らく中世の館を囲っていた溝跡と思われます。
新たに木棺墓が検出されました。昨年の調査で2基出ており、これで3基目になります。なお、すぐ隣から土器も出ています(写真左側)。
木棺墓は取り上げて埋蔵文化財センターで詳しく調査することにしました。土ごと切り取って運ぶ作業を行ないました。