先週紹介いたしました、炭の集中していた箇所を掘り下げたところです。中から土器片が出てきました。また炭を洗ったところ、炭化した米粒が出てきました。
10月28日に現地説明会を行いました。この日は天気にも恵まれ多くの方々が見学に来てくださいました。ありがとうございました。
先週紹介いたしました、炭の集中していた箇所を掘り下げたところです。中から土器片が出てきました。また炭を洗ったところ、炭化した米粒が出てきました。
10月28日に現地説明会を行いました。この日は天気にも恵まれ多くの方々が見学に来てくださいました。ありがとうございました。
溝跡から出土した遺物の取り上げをしている所です。遺物を傷付けないよう慎重に取り上げています。
調査区を拡張しました。どんな遺構や遺物が出てくるのかとても楽しみです。
C区の包含層から、土師器の甕・高坏など多数の土器が出土しています。
C区の包含層から出土した2点の甕です。潰れて割れていますが、ほぼ完全な形に復元できそうです。
E区で大形の土坑が検出されました。平安時代の土器を含んでいます。井戸になる可能性もあります。
E区拡張部分の表土除去後、ジョレンを使って掘り下げ遺構の検出作業を行いました。この作業と並行し、検出した遺構の分布図を作る作業も行いました。
鶴岡市福栄小学校の子供達が見学に来ました。調査員が行司免遺跡について説明しています。
子供達には実際に発掘を体験してもらいました。作業員に道具の使い方を教えてもらいながら掘っています。初めは慣れない手つきの子供達も、終わるころには上手に地面を削っていました。
発掘の後は出土遺物の見学です。遺物を囲んで子供達が調査員の話を聞いています。
硯に転用された土器なので炭を磨った箇所はすべすべしています。実際に資料に触れてもらい、その感触を感じ取ってもらえたと思います。
B区ST1171検出状況 B区東端で住居跡を確認できました。石で囲まれたカマドが出土しています。
C区西側の遺構検出状況です。(北西から)
刈り取りの終わった遺跡周辺の水田に、今年も『冬の使者』白鳥がやってきました。
終日、落ち穂を啄んでいました。
F区の遺構検出が終わり、水路を挟んだ西側、E区の遺構検出作業に入りました。平安時代の柱穴と古墳時代の土器を含む
落ち込みが検出されています。
調査区中央にある河川跡の掘り下げを始めました。奈良時代の物と考えられる遺物が多く出土しています。
河川跡から出土した土器です。この他に台の付いた須恵器の坏も出土しています。
旧河川に注ぐ溝跡(SD5)を掘っているところです。東西に走っており、調査区外にも続いている模様です。
炭が集中している箇所が検出されましたが、真ん中だけは炭が散らばっておらずドーナツのような形になっています。
A区遺構検出状況 調査区を北側に拡張しました。溝跡や土壙を確認できました。
C区の井戸跡から曲物・土玉・斎串(7点)が出土しました。何らかのまじないや儀式が行われていた可能性があります。