
先週お伝えした井戸跡です。
円形に石が積まれていることがわかりました。
中には、石が崩れ落ちているものもありました。

石の積み方を観察するために、半分だけ掘り下げました。
10~20cm大の石が丁寧に積まれていました。

新しい調査区です。10か所のトレンチを設定しました。
これから人力で掘り下げていきます。

大きな溝が見つかりました。幅約2m、深さ約1mあり、長さは10m以上になります。用途はまだわかりません。

5区の調査が終了しました。出土遺物は少なかったのですが、大きく深い遺構がたくさん見つかりました。

5区で、調査区を掘り下げています。

南東隅に、石が集中しています。

石は周囲にも広がります。5区は9/1で終了しました。

古墳時代の住居跡から底の丸い壺が出土しました。この土器はもろくなっていたので細心の注意を払いながら掘り上げました。

先週出土した古墳時代の壺の出土状況を測図している様子です。

久しぶりに月山が見えました。まだ雪が残っています。
9月6日(土)調査説明会を開催します。詳しくはこちら。

直径5mほどの大きな遺構を掘り下げていくと、中央から円形の石組が現れました。
井戸跡のようです。この段階で記録を取ってから、さらに掘り下げていきます。

約80センチ×40センチの大きさの土坑です。
底の部分に炭が堆積していました。炭の中には小さな骨片が含まれています。
火葬の跡でしょうか。

雨で調査区に入れない日に、これから調査する場所の草刈りをしました。
斜面のため、草刈り機と鎌を使い分けながらの作業です。

5区の調査が始まりました。柱の跡や溝の跡が見つかっています。

狭い調査区の中で、遺構の掘り下げと記録作業が同時に進められます

8月18日から、5区の調査が始まりました。

8月20日、地元の小学校の6年生2名が、山形城三の丸跡で、遺跡の発掘体験に訪れ、歴史や考古学について学びました。

5区の調査状況です。遺構を丁寧に調査しています。5区の土は、これまで調査した1~4区と異なり、粘土質の土です。

奈良~平安時代の住居跡から甕が数多く出ました。一番奥の甕は中にもうひとつ甕が入っている状態で見つかりました。

遺構の外からですが古墳時代の壺がつぶれた状態で見つかりました。その様子から逆さまに埋められていたようです

引き続き慈恩寺に近いM区の調査です。
細長く石を敷いた遺構が見つかりました。道の跡でしょうか。

今週は暑い日が続きました。
サクランボの木の下で小休止。

お盆のため調査は一週間休みです。
現場はお墓への道沿いにあるため、 周囲にロープを張り、看板を設置しました。

掘り終えた8区の全景です。左側(南)には柱の穴、右側(北)には溝や土坑が多くありました。

8区を埋め戻しました。あっという間に見えなくなります。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research