清水遺跡7次で、トータルステーションで座標を測り、図面に点を描いて結びます。
遺構の形をそうやって図に描いていきます
清水遺跡8次の遺構の半裁(半分に割って掘り下げること)も進んでいます。
清水遺跡8次の遺構の検出も終わり、真夏に本格的な調査の山場を迎えます。
清水遺跡7次で、トータルステーションで座標を測り、図面に点を描いて結びます。
遺構の形をそうやって図に描いていきます
清水遺跡8次の遺構の半裁(半分に割って掘り下げること)も進んでいます。
清水遺跡8次の遺構の検出も終わり、真夏に本格的な調査の山場を迎えます。
4区2層から出土した「土笛」です。
全体は鳥?形で、背中の中央に穴が穿たれていました。
内部は中空です。
出土土器の清掃をしています。
刷毛やブラシ、竹べらなどを用いて慎重に進めています。
出土した土器をブラシを使って洗浄をしています。
4区2層中の土器出土状況。
おびただしい数の土器が斜面上部から出てきました。
4区3層での土器出土状況です。
形がやや残っていた例で、無紋地に大ぶりな渦巻文が特徴的です。
遺物出土状況の写真撮影をしています。
左手にはカラーチャートを持っています。
現地の色彩が忠実に再現できるようにするための方法です。
L-1区の瓦の実測を行っています。
ちいさな破片もひとつひとつ正確に記録していきますので、とても根気のいる作業です。
記録が終わった瓦から取り上げます。
画像のような軒丸瓦も数点出土しています。
一段目の記録と取り上げが終わりました。
下にはまだまだ大量の瓦がありました。
6区のSX6にサブトレンチを入れて、堆積状況を確認しています。
4、5区での遺構検出作業です。釘で遺構のラインを引き、
炭酸カルシウムを水で溶いたもので線を引きます。
奥の4区は建物の基礎でほとんど削平されていましたが、
手前の5区には、江戸時代と考えられるものから近現代の可能性がある物まで
たくさんの遺構が重複しています。
4区の作業風景:遺構検出のため地山までの掘り下げを行っています。
木の根がじゃましてなかなかはかどりません。
調査4区の斜面に点在する切り株は調査の妨げになることから、
抜根チームを組んで一つ一つ時間をかけて取り除いていきます。
尾根の頂部に並ぶ大型土坑(どこう)。
東側には住居跡もありそうです。
切り株除去の際に根の周りを掘り下げたら大きな土器の破片がまとまって出ていきました。
縄文中期中ごろの典型的な土器ばかりです。
今週の調査で見つかった石器です。
石匙(いしさじ)や石箆(いしべら)、磨石(すりいし)や凹石(くぼみいし)など、
一通りの道具が揃っていたようです。
清水遺跡7次の竪穴住居から出土した甕(かめ)の周囲をきれいにしています。
きれいになりました。
間近で見ると大きくて迫力があります。
竪穴から見つかったかまど跡と思われる遺構です。
6区の砂層にサブトレンチを入れて、
堆積状況や遺物の出土を確認することにしました。
一番上の層からは、9世紀頃の土器片が見つかりました。
9、10日は台風に伴う大雨が山形県内で降りましたが、
遺跡は水はけが良い地盤なので、大して雨水がたまることはありませんでした。
清水遺跡7次で竪穴式住居が見つかり、十字のベルトを作って掘り下げています。
遺物も数多く出土しています。
ミニチュアサイズの土器です。
これもここから出土しました。
1区中央部の面整理作業状況です。
1区中央部西側の面整理作業状況
1区中央部西側の面整理作業。
削った土をキャリアダンプで効率よく搬出します。
2区尾根部分の面整理作業。
この部分は地盤までが浅くてとても硬く、掘り下げるのが大変でした。
1区西側縁の面整理状況です。
ここまで来ればもうすぐ1区の面整理は終了です。
週の半ばから連日の雨、面整理が終わったばかりの1区を保護するために、
前面にシートを敷き詰めました。
4区の尾根上、平坦面から出土した縄文中期中葉の土偶です。
今回の調査では初めて出土例となるものです。
山形県立霞城学園高等学校の生徒と引率の先生が、遺跡の見学にいらっしゃいました。
須恵器と土師器の違いや、「せともの」について等、三の丸跡の出土品を使って職員が説明をしています。
山形県立霞城学園高等学校の生徒が見学していた瓦の写真です。
L-1区から出土しました。