「森の原遺跡第2次」カテゴリーアーカイブ

森の原遺跡2次(7月19日~7月22日)


検出された遺構は、測量機器を使って図面に記録します。


調査区の南端から石の矢じりが出土しました。
1.5cmほどの小さなものです。
獲物(えもの)はウサギでしょうか、それとも鳥だったのでしょうか?


夏の日差しで地面はすぐに乾燥し、とても堅くなります。
その時は、水をまきながら少しずつ削っていきます。


森の原遺跡2次(7月4日~7月8日)


夏草がかなり伸びてきたので、環境整備のため草刈りをしています。
すぐ後ろの黒っぽい丘が、今回の調査で除去した表土です。


足下はまだかなりぬかるんでいますが、
長雨で崩落した壁面の補修と、排水用の溝を掘りました。


遺構検出のために地面をていねいに削ります。
この辺りからは縄文土器の破片が多数見つかりました。


森の原遺跡2次(6月13日~6月17日)


砂を含んだ帯状の遺構が検出されました。調査区全体にうねうねと走っています。
この遺構については、これから詳しく調査します。


調査区北側の壁付近で見つかった、須恵器壺(つぼ)の首部分です。


前夜からの雨はあがりましたが、まだぬかるんでいるため、
調査事務所付近の草刈りです。


遺跡の平面図を記録するときに使う、平板測量の練習をしています。


森の原遺跡2次(5月17日~5月20日)


調査区設定のため、線掘りをしています。


5月19日快晴の下、重機による表土除去が始まりました。


表土除去の結果、縄文土器片がちらほら顔を出し始めました。
目印に箸を立てています。


遺跡周辺の田んぼでは、遅れ気味の農作業が急ピッチで進められています。
遠くに残雪の「出羽富士」鳥海山が輝いていました。