検出された遺構は、測量機器を使って図面に記録します。
調査区の南端から石の矢じりが出土しました。
1.5cmほどの小さなものです。
獲物(えもの)はウサギでしょうか、それとも鳥だったのでしょうか?
夏の日差しで地面はすぐに乾燥し、とても堅くなります。
その時は、水をまきながら少しずつ削っていきます。
週末の雨で、また遺跡の4分の1ほどが冠水しました。
遺物が集中しているところを、小さい鎌でていねいに掘り下げています。
その場所から、はく片が出土しました。
夏草がかなり伸びてきたので、環境整備のため草刈りをしています。
すぐ後ろの黒っぽい丘が、今回の調査で除去した表土です。
足下はまだかなりぬかるんでいますが、
長雨で崩落した壁面の補修と、排水用の溝を掘りました。
遺構検出のために地面をていねいに削ります。
この辺りからは縄文土器の破片が多数見つかりました。
梅雨真っただ中です。また調査区の北側が冠水しました。
梅雨の晴れ間です。
むっとする高温の中、大急ぎで排水作業をしています。
前夜の大雨で調査区の半分が冠水しました。
水深は深いところで50センチくらいです。
連日の猛暑の中、遺構検出作業が続きます。
調査区の南側から、縄文土器の破片が見つかりました。
週末は雨量が多く、調査区の一部がまるでため池のような状態です。
梅雨の時期は、排水作業が多くなり、調査も思うように進みません。
砂を含んだ帯状の遺構が検出されました。調査区全体にうねうねと走っています。
この遺構については、これから詳しく調査します。
調査区北側の壁付近で見つかった、須恵器壺(つぼ)の首部分です。
前夜からの雨はあがりましたが、まだぬかるんでいるため、
調査事務所付近の草刈りです。
遺跡の平面図を記録するときに使う、平板測量の練習をしています。
クワによる粗削りです。水をまきながらの作業です。
粗削りする区域に水をまいて、シートを掛け削りやすくしておきます。
週末からの雨で冠水しました。深い所で70cmほどの深さです。
クワでの粗削りです。乾くとすぐに土がカチカチに硬くなるので、ひと苦労です。
連日のように排水作業が続きます。これからの梅雨が思いやられます。
土がすぐに硬くなってしまうので、水をまきながらの作業です。
遺構と考えられる土色変化が見つかりました。柱穴だと良いのですが・・・。
高速道路の工事も進み始めました。まるでピラミッドのような盛り土です。
調査区設定のため、線掘りをしています。
5月19日快晴の下、重機による表土除去が始まりました。
表土除去の結果、縄文土器片がちらほら顔を出し始めました。
目印に箸を立てています。
遺跡周辺の田んぼでは、遅れ気味の農作業が急ピッチで進められています。
遠くに残雪の「出羽富士」鳥海山が輝いていました。
Yamagata Prefectural Center for Archaeological Research