写真手前の溝を掘り始めました。また先週から引き続き、土塁の盛られた土を取り除いています。
館方向から撮った写真です。柱穴が10基ほど見つかりました。土塁や溝をすべて掘り終わり、8月4日に調査を終了しました。
写真手前の溝を掘り始めました。また先週から引き続き、土塁の盛られた土を取り除いています。
館方向から撮った写真です。柱穴が10基ほど見つかりました。土塁や溝をすべて掘り終わり、8月4日に調査を終了しました。
E区はすっかり冠水し、連日排水作業をして水が引くのを待っています。
今週は、D区を掘り下げました。須恵器の破片などが出土し、範囲を広げながら掘っています。
梅雨明けし、これからは毎日暑い中での作業が続きます。
8月2日に山ノ下遺跡と稲荷山館跡合同で現地説明会を行いました。
現地説明会が終了した後に土器の取上げを行いました。大変もろい状態であるため、丁寧に取上げています。
今週は、出土した遺物の記録作業を行ないながら、沢跡の中央域から北西域まで調査範囲を広げて作業を行いました。
SG1(沢跡)中央域の作業状況です。この地点でもつぶれた状態の土器や石器が多く出土します。
SG1(沢跡)南東域では、掌に収まるほど小さい土器が出土しました。一般にミニチュア土器と呼ばれるもので、その小ささから当然、日常使う道具でなく、祭祀の時のお供え用として使われたものと考えられています。
B区と呼んでいる調査区です。A区を終了し、いよいよ本格的にB区の調査に入ります。
B区の遺構検出作業です。梅雨も明け、暑さが厳しくなってきました。午前中でも汗びっしょりです。
今週から東西に伸びる沢跡(SG1)の中央域での作業に入りました。どんな遺物が出土するか楽しみです。
沢跡の東域の作業状況です。沢に堆積する土の二層目まで掘り下げをおこなっています。この層からも遺物がたくさん出土しており、注意しながら掘り下げていきます。
この球状の遺物は、土錘(どすい)という漁網のおもりに使われたものです。しばりつけるための溝が十字に入り、真ん中に貫通した孔があります。
C区の遺構状況です。溝状の遺構などが確認されました。
E区から川跡が検出されました。重機で掘り下げたところ、表土の約2m下の深い地点から須恵器が出土しました。
雨が降った日に、これまで出土した土器の一部を洗浄しました。
今週から土塁の調査を行いました。斜面での発掘作業は無理な姿勢で行うため、とても大変です。
調査区の全景です。写真の中央部にある盛り上がった部分が土塁になります。土塁を半分だけ掘り、土がどのように盛られたのかを調べます。
ふ化した蝉を見つけました。キラキラと光っていてとてもきれいでした。7月は雨が多いですが、少しずつ夏に近づいているようです。早く梅雨が明けて、晴れた空の下で元気な蝉の鳴き声が聞きたいです。
A区北側の柱穴群です。いくつか列をなしているものもあり、建物跡の可能性があります。
調査区北側A区の北半分の調査が終了しました。これは完掘した遺構の全景写真です。大小の穴が多数あります。
調査区中央の土坑から発見された縄文土器です。深鉢と思われます。
今週も雨が降ったために、遺構内には水が多く溜まりました。汲んでも汲んでも、土の中から湧き上がってくる状態でした。早く梅雨が明けてほしいです。
今週は調査区内の標高を測ったり、遺構の図面を書いたりという記録作業を中心に行いました。