2007(H19)年度, 上の寺遺跡, 村山地方, 発掘調査速報 上の寺遺跡(6月4日~6月8日) 2007年6月14日 yamagatamaibun 重機で掘り下げる前に、現在の地形を測量して記録に残します。 遺構や遺物が出てくる深さを調べるために、人力で掘り下げ、トレンチ調査を実施しました。 斜面の部分の表土を掘り下げると、地山のすぐ上から江戸時代後半頃の磁器が出土しました。 現在の段々の地形は、最終的には江戸時代以降に作られたようです。 トレンチから出土した遺物です。 蓮の花の模様の青磁碗(左上)、渦巻き模様の青白磁梅瓶めいぴん (右)などが出土しています。 鎌倉時代(13〜14世紀)、中国で焼かれたものです。 Tweet