馳上遺跡4・5次・西谷地b遺跡3次(7月30日~8月3日)


竪穴住居を掘り下げていたところ、完形の土師器の坏が出土しました。
今後、出土した坏を取り上げ、土器の年代や形状(型式)の検討・分析を行っていきます。


その竪穴住居の遺物検出状況の写真です。
残念ながら、かまどの跡は削平を受けて残っていませんでしたが、
完形の坏以外には、土師器の高坏(たかつき)や甕(かめ)がつぶれた状態で出土しました。


河川跡の掘り下げを行いました。
遺物の出土が見られないため、河川の年代は不明ですが、
川底からは10~20cm程度の川原石がぎっしりと検出されました。