今週は、北側の調査区である6区のクロボク土層の掘下げを行いました。
6区の西側のクロボク土層の下部から、縄文時代中期の深鉢形土器が横倒しの状態で出土しました。
この土器の出土状況から、クロボク土層の下部に土器が捨てられた時の地表面があったことが考えられます。
6区の南側から、楕円形の土坑が発見されました。土坑内の埋土の中間から、平安時代の茶碗(坏形の赤焼土器)が完形の状態で出土しました。
この土坑は、平安時代のお墓だったのでしょうか?
きれいな青空の中、測量作業の上空に、一筋の飛行機雲が見えます。
梅雨入り前の、貴重な青空かもしれません。