山形城三の丸跡第23次(7月25日~29日)


6区の調査が終了しました。手前(南側)は攪乱を受けてほとんど遺構が残っていませんでしたが、奥側(北側)には近世の大きな掘り込みがあり、瓦や陶磁器の破片が出土しました。


5区南側の調査も佳境に入りました。今週も遺構の精査と記録作業を進めました。


5区南側の石組の井戸跡を掘り下げました。瓦や陶磁器など近世の遺物が出土しています。埋土に鉄の棒を刺して深さを探ると、検出面から2m以上あるようです。


石組み井戸のすぐ隣に、もう一つ井戸跡を検出しました。断面から、井戸の石組を外して埋め戻したようです。