「山形城三の丸跡第23次」カテゴリーアーカイブ

山形城三の丸跡第23次(8月1日~5日)


8/3の大雨、山形市内では大きな被害はありませんでしたが、調査区に水が溜まりました。


5区南側の調査も終盤です。ベルトの記録もとったのでどんどん掘り下げました。


5区南側は遺構を完掘し、記録も終了したので全景写真を撮りました。


8/5から、3年ぶりに花笠まつりが開催されました。夕方になると調査区周辺に踊り手さんたちがゾロゾロ集合地点に向かう姿が見られました。


山形城三の丸跡第23次(7月25日~29日)


6区の調査が終了しました。手前(南側)は攪乱を受けてほとんど遺構が残っていませんでしたが、奥側(北側)には近世の大きな掘り込みがあり、瓦や陶磁器の破片が出土しました。


5区南側の調査も佳境に入りました。今週も遺構の精査と記録作業を進めました。


5区南側の石組の井戸跡を掘り下げました。瓦や陶磁器など近世の遺物が出土しています。埋土に鉄の棒を刺して深さを探ると、検出面から2m以上あるようです。


石組み井戸のすぐ隣に、もう一つ井戸跡を検出しました。断面から、井戸の石組を外して埋め戻したようです。


山形城三の丸跡第23次(7月19日~22日)


今週は雨が多くて実質二日間だけの作業となりました。


5区南半分と6区の遺構精査と記録作業を行いました。写真は5区南半分です。


大きな石組がある遺構を掘り下げました。


掘り下げても石組みが続いており、井戸跡で間違いないようです。


山形城三の丸跡第23次(7月11日~15日)


今週は5区南側の遺構検出作業を主に行いました。一部近現代に攪乱を受けていましたが、北側と比較すると遺構の残存状況は良いようです。


5区南側は、近世の遺構の残存状況は良好なようです。5区北側で検出された方形の石組遺構と同様のものとみられる遺構も検出されました。来週から遺構精査作業を始めるので、どのような遺構なのか判明するでしょう。


山形城三の丸跡第23次(7月4日~8日)


5区北半分の遺構の精査、記録を進めました。写真は近世の石組遺構です。


しばらく手を掛けられなかった6区の調査も再開しました。写真は、近世の大きな落ち込みです。瓦や磁器の碗などの破片が出土しました。


5区北側の調査が終了したので、残った5区南側の表土除去を行い、北側を埋め戻しました。


山形城三の丸跡第23次(6月13日~17日)


今週は5区と6区の面整理と遺構検出作業を行いました。黒っぽい部分が遺構です。


測量事務所に基準点測量を外注しました。その基準点を基にして調査区にグリッド杭を設置しました。


遺構を検出した状況を写真で記録に撮りました。


5区の遺構検出状況です。面整理作業で近世や奈良・平安時代の遺物片が出土していることから、それらの時代の遺構だと思われます。掘り下げるとどのような遺物が出てくるのか楽しみです。