「庄内地方」カテゴリーアーカイブ

岩崎遺跡(9月11日〜9月15日)


木枠井戸を完掘しました。深さは約1メートル50cmです。下からどんどんと水が湧いてきます。


写真撮影に向けて調査区全体の掃除をしています。最近の雨で調査区内に水溜りが出来たり、泥を被っていたりと掃除も一苦労です。


調査終了後の調査区全景です。もうすっかり秋の風景となり、周りのたんぼでは稲刈りが始まったところもあります。9月15日をもって調査が終了となりました


興屋川原遺跡第3次(9月11日〜9月15日)


平安時代の調査が終了したE区で古墳時代の遺構の掘り下げを行いました。削平が著しいため竪穴住居跡は見つかりませんでしたが、復元可能な土師器を含む土坑が数基見つかりました。


最後の空撮を行いました。各調査区の平面図用の撮影と、調査区全体の俯瞰撮影を目的としました。


興屋川原遺跡第3次(9月4日〜9月8日)


1001号建物の掘り方を断ち割りました。径30cmほどの柱痕跡(アタリ)が明確に認められました。しかし、確認面からの深さは浅く、この地域が建物のあった時代より数十cmも切り取られ、残念ながら多くの遺構はすでに削り取られたことが明らかとなりました。


矢馳A遺跡第3次(9月4日〜9月8日)


RQ46出土状況 ST981から出土した石製の紡錘車です。


RP47出土状況 ST981から出土した須恵器の底です。裏に刻印があります。


A区ST981遺構精査 この竪穴住居跡は、残念ながら西半が道路の下に埋まっています。今週は、遺物を残しながら床面まで掘り下げました。石製の紡錘車や、須恵器の坏・甕が出土しています。